今年も上半期・下半期でよく聞いた音楽をまとめていきます。
個人的に人生で初めてゲーム音楽にハマった2021年。音楽面ではなかなか印象深い年となりました。
それから例年に比べて日本の曲もけっこう聞けたかも。
相変わらずジャンルや国、年代などバラバラですが、どんな音楽でもカモーンという方はおつきあいください。
2021年下半期 聞きまくった曲
♬ MANESKIN-I Wanna Be Your Slave
2021年ユーロビジョンの覇者となったイタリアのロックバンド、マネスキン。
年末まで頻繁に聴いていました。
筋トレの時など、もくもくと何かに取り組みたいときに流してます。
優勝後は主にヨーロッパやアメリカのライブで引っ張りだこ。先日はAMA(アメリカン・ミュージック・アワード)にも出演していて驚きました。
日本でもじわじわとファンが増えている印象で今後の活動も楽しみ!
▼マネスキンについてまとめた記事はこちら。
♬ Ekin Beril - Ben Nasil Buyuk Adam Olucam(Cover)
Ekin Beril エキン・ベルリはトルコのシンガーソングライター。
お聞きのとおりアレンジャーやミキサーとしての腕が光る、新進気鋭のアーティストです。
こちらでは同じくトルコのフォークバンド Pinhani ピンハニ の曲をEDM風にカバーしています。
このカバー動画は4000万再生を越え、彼女が広く知られるきっかけになりました。ダウナー系のサウンドが好きなので、そんなところもリピートした理由かな。
コンスタントに新曲も録っているので、これからも頻繁に聴いていきたいです。
♬ KUROMI-Greedy Greedy
これはやばい♡♡♡♡♡♡♡
児玉雨子さんの歌詞を歌うKUROMIちゃん、そして中の人(竹内順子様)!
NARUTOの声と全然違う~~~! KUROMIちゃんでも世界獲れるぅぅぅううう!!!
アニメのEDのようなイントロも最高に痺れる…!
“世界、クロミ化計画”
っていうKUROMIちゃんの台詞にも、声優さんならではのさりげない凄みが出てる!
コロナ禍をとおして、私のなかでサンリオの株はぶちあがりました。
緊急事態宣言を受け、いち早く閉園という苦渋の決断をし、同時にオンラインでパレードショーや子どもたちへのコンテンツに注力した企業としての姿勢、胸打たれたんですよね…。
とくにサンリオが好きでなくても勇気づけられたし「いい会社だなぁ」と久々に思った企業でした。
♬ YOASOBI-大正浪漫
YouTubeのコメントで
「タイトルは大正浪漫、メロディーは昭和歌謡、歌詞は平成の携帯小説、サウンドは令和デジタル。」
というのがあって、この表現めちゃくちゃ秀逸だしその通りだと思った。
とくに「歌詞は携帯小説」。
初めて携帯小説特有のリズムに好感がもてて、この表現が心へストンと入ってきた変化が、自分の感情とはいえ興味深かった。
今まで「あまりに単一的な表現すぎやしないか」と思っていた文章を「一つの時代の一つの表現方法」として受け止められた気がする。
「僕の時代には今こんなものがあって こんな暮らしをしているよ」
「君が君の時代を 生きた証を」
あまりに素直すぎるこれらの歌詞が、この曲そしてこのビートへ降りた瞬間、チカチカと輝き出すように躍動感が生まれ出るのが快感なのです。
曲の内容も去ることながら、猛スピードで国内の音楽変遷をも語りかけてくるようで、さらっと聞くつもりがとても感慨深い一曲に。
♬ Dios- Misery
ぼくのりりっくのぼうよみ、のたなかさん結成のバンド。2021年から始動しています。
たなかさん(vo)、Ichika Nito(gt,comp)、ササノマリイ(key,comp)から成る3ピースバンド。
こちらはまだ音源化されておらず、つい数日前のライブバージョンのみが配信されていますが、それでもかなりお気に入りになった一曲。
たなかさんの才能はぼくりりで周知の事実ですが、メンバー二人の経歴もすごい。
Ichika Nito さんはイギリスのギター専門誌『Total Guitar』にて歴代ギタリスト100選にて8位ランクイン。
このDios、事前情報まったく無しでたまたま聞いただけだったのですが、最初の数秒で鷲掴みにされたのが、まさにIchika Nito さんのギターでした。
ササノマリイさんは、ぼくりりにも楽曲提供していた著名なシンガーソングライター。
『おばけとおもちゃ箱』『共感感覚おばけ』など、ボカロPとしても有名です。
♬ Trio Mandili-Kakhuri
ジョージアで活躍する三人組のアーティストTrio Mandili トリオ・マンディリ。
こんな感じで、何気ない生活道路を歌い歩く動画はヨーロッパで一躍注目の的となりました。
メンバーは
Tatuli Megeladze(リードボーカル)
Tako Tsiklauri (バックボーカル)
Mariam Kurasbediani(バックボーカル、伝統楽器パンドゥリ)
最近では国内外でもポーランドや周辺の地域メディアで特集されたり、ライブゲストとして呼ばれたりしているので、そろそろ日本でも注目されるかも?
♬ Robert Plant & Alison Krauss- Can't let Go
これ、誰が第二弾あると思った!!?
ツェッペリンのボーカル、Robert Plant ロバート・プラント とカントリー歌手の大御所 Alison Krauss アリソン・クラウス のタッグ再びです。
2007年にリリースされた前作『Raising Sand』も超ド級のサプライズだったけど、よもや14年の時を経て、新作をリリースするとは!!!
これだから大御所の考えることは分かりまへん。
二人のハーモニーや楽曲の完成度は言わずもがな、あえて言います。
声、衰えなさすぎ。
プラントの色気もアリソンの湿度ある可憐さも、なぜにこうも変わらず聞く者を沸き立たせるのでしょうか。
この声を聞くと(実際に無理だとは分かっていても)ツェッペリンの高音シャウトもまだいけるんじゃないのか、と思ってしまいたくなるほどの完璧さ。
これだから歌い続けるって大切なのねぇ…。
♬ Duffy - Mercy
アデル、エイミー・ワインハウス、そしてこのダフィー。
2000年代初頭、ともにイギリスから本格的なシンガーが一気に台頭したのは、今思い返しても注目に値することだったと思います。
ご存知のとおり、残念ながら現在第一線で活躍しているのはアデルのみとなってしまったけれど、
エイミーはもちろん、このダフィーも時代のカリスマとして活躍し続ける未来が約束されていただろう才能の持ち主でした。
活躍当時レイプ被害にあい、そのショックからこれまでずっと「完全に孤独に近い状態」で生活していたと、昨年SNSで公表したダフィー。
2020年は世界中が孤独と闘い悲しみに暮れた年だったけれど、そんな本来はつらい孤独だけが彼女の十年間を支えたささやかな拠り所だったのだと思うと、本当に悲しいし悔しい。
誰も信用できないし、信用したくなかったのかもしれない、と想像すると胸が苦しくなります。
音楽活動は無期限休止を発表していますが、2021年に『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』にてダフィーの『Distant Dreamer』がエンディングに採用され、再び彼女の楽曲に注目が集まっているそう。
エイミー・ワインハウスの楽曲がそうであるように、素晴らしい音楽は何年たっても色褪せない。
ダフィーの唯一無二の声と共に、彼女の音楽に再び思いをはせてみることも必要な気がしました。
♬ Bayonetta 2 テーマ曲
とくに海外勢に熱い支持層を持つゲーム『ベヨネッタ』シリーズ。
セクシーなお姉さまが余裕綽綽で敵とバトルする感じは、チャーリーズ・エンジェルを彷彿とさせます。
今年はシリーズ3にあたる新作のリリースがアナウンスされましたが、とくに音楽でおすすめしたいのがシリーズ2です。
残念ながら公式動画はあがっていませんが、Keeley Bumford の歌うテーマ曲はどれも満足度が高く、日常から聞きたい良曲揃い。
Moon River もカバーしかご紹介できませんが、本家のアレンジは本当にオシャレすぎて爽快感がたまらないので、ぜひ一度検索してみてくださいね♡
♬ Sarah Kang - Summer Is Falling in Love
チルソングはもちろん、韓国のアシットジャズ系ミュージシャンは以前からとても本格的な印象があります。
それこそユニットグループのアルバムの中にも、かなり良質なものが多くありました。
Sarah kang サラ・カン は、韓国出身で現在はアメリカにて活躍するジャズ&ソウル系シンガーソングライター。
YouTubeのチル系プレイリストでもお馴染みの、スローでリラックスできる世界観が魅力のアーティストです。ほかの曲も全部いいですよ~!
寝つけない夜や、だらーんと昼寝したい時に空気のごとく流してみるのもいいかと。
まとめ、2022年の目標
今年もたくさんの方にブログへお立ち寄り頂き、本当にありがとうございました!
暑苦しい文面はなかなか卒業できそうにありませんが、今後も何か胸につかえた音楽、理由も分からずはっとした音楽、社会の片隅で叫んでいる音楽など、
たくさんの音楽を皆さんと一緒に聞いていけたら嬉しく思います。
2022年の目標。
もはやコロナというウィルス以上に、大きな問題があらゆるところで大きな口を開けて待っている感覚が消えませんが、
様々な音楽を聞いて感じたこと、学んだこと、疑問を抱き続けることを意識しながら、
色々な偏見や搾取、自由とその責任に対して目をそらさない自分でいられるよう、精進していきたいと思います。
皆様それぞれの良き音楽と共に、どうぞ良いお年を…
2021年上半期以前の聞きまくった曲まとめはこちら。感情バチバチで書いているのでお許しを~。
■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■□□□■
ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後も色々な音楽を聞いてブログに書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂けたら嬉しいです!
mono-kangae hito-kanziru ongakugiki yoakeno alarm