すっかり日本のイベントカレンダーに定着したハロウィーンカルチャー。
さっそくUSJのハロウィーンイベントでは、ゴーストたちとも踊れるような Ado の「唱」が話題になっていますよね。
今回はそんなハロウィーンにオススメの曲をさらっと紹介。
雰囲気たっぷりのミステリアス&ダークな曲はもちろん、ちょっぴり切なくて物悲しい曲、ゴーストたちと踊れるようなノレる曲も選んでみました。
とくにハロウィーンの予定のない方も(…あ、私です)、音楽だけでも気分を味わってみてはいかがですか?
- Voodoo Mon Amour-Diablo Swing Orchestra
- Allie X-Black Eye
- Aha!- Pentatonix (Imogen Heap Cover)
- Why So Serious - SHINee
- The Hunchback of Notre Dame
- Haunted Heart - Christina Aguilera
- This Is Halloween-Marylin Manson
- Trick Or Treat - Andrew Gold
- Yearning For Dark Shadows - Resident Evil Village
- Rock Me Amadeus - Amadeus Electric Quartet
Voodoo Mon Amour-Diablo Swing Orchestra
2003年結成のスウェーデン発アヴァンギャルド・ジャズ・メタル・バンドのDIABLO SWING ORCHESTRA 。スウィングを軸にした、変幻自在でおもちゃ箱をひっくり返したようなカオスな音楽作りが人気です。
数年の充電期間を経て、2021年に本格復帰。その間数度のメンバーチェンジが行われましたが、摩訶不思議でワクワクなサウンドは健在。
ダークでミステリアス、でもちょっぴりコミカルなこの曲はまさにハロウィーンの時期にピッタリです。
Allie X-Black Eye
キャッチーなサウンドにどこか仄暗さを乗せるのが特徴的な Alli Xの音楽。
10月に発表されたこの新曲も、80Sライクでシンプルなサウンドに力強い彼女の声が重なり、いつの間にか繰り返し聴いてしまいます。
ラストに向かっての壮大な盛り上がりは、どこかハロウィーンの荘厳なイメージと重なり、ダンスサウンドでありながらハロウィーンの雰囲気を楽しめるようになっています。
Aha!- Pentatonix (Imogen Heap Cover)
クリスマスソングのイメージが強い PENTATONIX ですが、実はハロウィーンソングもよくパフォーマンスしています。
Imogen Heap の代表的なこの曲のほかに、『Nightmare Before Christmas』や『Ghost busters』など、まさに“楽しめる”ハロウィーン音楽となっていて、超絶技巧のアカペラサウンドともにどっぷりと雰囲気に浸れますよ。
Why So Serious - SHINee
マイケル・ジャクソンのスリラーを彷彿とさせるダンスから幕を開ける、SHINeeの「Why So Serious?」。曲中もハロウィーンにぴったりのゴーストダンスがたくさん盛り込まれています。
とにかくノリにノレる曲なので、定番のハロウィーンソングに飽きた方は聴いてみるのも楽しいかもしれません。
ジョンヒョン存命中の曲ですが療養を理由に休止中だったため、テミンがメインボーカルを務めているのもめずらしい一曲。
The Hunchback of Notre Dame
当時のディズニーは『ライオンキング』で長編映画の爆発的人気がいったん落ち着き、『ポカホンタス』『ヘラクレス』『ターザン』などの原点回帰を意識したクラシカルな作品作りが特徴的でした。
派手さはないものの、それぞれの作品は丁寧に作り込まれていて、とくに1990年代中期~後期のディズニー音楽は、埋もれてしまいがちな良質な曲がたくさんです。
罪と罰のような重く苦しいテーマを歌ったこの曲は、ディズニーのなかでも異質なヴィランで有名なフロロー司祭の歌う「Hellfire」と共に、狂気さえ漂う名曲です。
Haunted Heart - Christina Aguilera
2019年公開のアニメ映画『アダムス・ファミリー』挿入曲。
アギレラはレトロなボーカルも得意とする歌手で、オーディション番組のコーチとしてニーナ・シモンの「I Put A Spell On You」も披露しています(ハロウィーンソングとして有名)。
マンブリングなども多用し、情感たっぷりに歌われるこの曲は、原作の魅力をさらに底上げする良作。オリジナル愛に溢れたラストのフィンガースナップも聴き逃さないでくださいね。
This Is Halloween-Marylin Manson
ハロウィーンという“空気感”を世界に広めたのは、間違いなくこの『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』であり、さらに言えばそこへ激しいブーストをかけたのはこの曲でしょう。
不気味だけどちょっと愉快で、思わず口ずさみたくなる音楽。映画用に作られたダニー・エルフマンのこの曲を、マンソンは何の違和感もなくカバーし、まるで彼自身がゴースト世界の住人のように振舞ってみせました。
たくさんのゴーストの声もマンソン自身が声をあてており、改めて彼のもつ唯一無二のカリスマ性を再認識させられます。
Trick Or Treat - Andrew Gold
アンドリュー・ゴールドは、1996年にハロウィーンアルバムを制作しています。
ハロウィーン+ロサンゼルスの風という、一見するとミスマッチにも思えるテーマアルバムですが、子供向けとなるとこれが予想以上の効果をもたらしました。
まるで、クリスマスアルバムのようにほのぼのとしたこの曲では、間奏で“ヒーハー”という場違い(?)な掛け声も聞こえてきますが、思わず体がリズムをきざんでしまいたくなる楽しい一曲です。
Yearning For Dark Shadows - Resident Evil Village
ゲーム『バイオハザードヴィレッジ』のテーマ曲であるこの曲は、もっと多くの評価を得てもいいのではと思ってしまうほどの傑作です。
孤立し隔たれた村の雰囲気はハロウィーンにも親和性が高く、ただの恐怖だけではない物悲しいストーリーからは、どこか伽藍洞を見つめるかのような虚しさも感じられます。
多くの特殊楽器を使用し、音に厚みや複雑な絡まりを表現したこの曲は、最初から最後まで耳を澄まして聴きたい名曲です。
Rock Me Amadeus - Amadeus Electric Quartet
アマデウスはルーマニア出身のクラシック・モダンの演奏スタイルで活躍するカルテットです。2000年のデビューの後に5枚のアルバムを制作しています。
この曲は各スケールが大きいとともに、ユニークなリズムが癖となり、いつのまにかこの世界観の虜になってしまう魅力があります。
どこかミステリアスでインパクトのあるこの曲も、クラシカルハロウィーンにはもってこいではないでしょうか。
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渋谷のハロウィーンコスプレを見るのも一興ですが、家でハロウィーンソングを聴きながら過ごすのも、なかなかに楽しいものです。
いずれ訪れる寒い冬支度の前にほっと一息、楽しいひと時を音楽とともに味わってみませんか?
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後も色々な音楽を聞いてブログに書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂けたら嬉しいです!
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