【再来】声フェチ女、完全なる独断と偏見で 声が魅力の歌手を選んでみた ~2023年ver~

久しぶりにこの企画です。
と言っても前回は2019年なので、だいぶ好きな歌声も更新されていそう…と思うのですが、さてどうなるでしょうか。
2019年版は男声・女声で分けていましたが、今回は混合。
ちなみに前回ランクインした歌手で、今も頻繁に聴いている歌声は、
・Kirstin Maldonad (PENTATONIX)
・Julian Casablancus (STROKES)
これは単純にアーティストが頻繁に活動をしているから、という理由からかな。
さて、2024年はどんな歌声に声フェチ女は引っかかったのか。どうぞご覧あれ。
- Niall Horan
- Miley Cyrus
- Angelina Jordan
- さくらみこ
- 常闇トワ
- Damiano David from Maneskin
- Jacqui McShee from Pentangle
- Jim Croce
- Kane Brown
Niall Horan
1Dのなかで“アーティスト”として最も成功しているのでは、と思われるナイル・ホーラン。(もちろんハリー・スタイルズの数字の勢いはすごいが、個人的にはどうしても彼にはアイコニックな印象がある)
デビュー曲の「This Town」がとにかく素晴らしく、彼がやりたかった音楽や表現がカチリとリスナーにもハマった瞬間だった。
もとは素朴な声なのだけど、1Dで鍛えられた声帯、そして精神力が「自信」として彼のベースにどっしりと根をはっているのが分かります。変に着飾ったり衒いのない自然体な感じも、その自信をより輝かせている気がする。
ポップソングは当然として、彼の歌うブリティッシュ・フォークは絶品。
今後もどんどん深みと優しさ交わる、玄人的な歌声になると確信しています(何様)。
Miley Cyrus
どうかマイリーにヘヴィーな持ち歌を、誰か、、、、!!!
マイリ―・サイラスは曲というより、シンプルにその歌声が好きなアーティストで、往年の名曲カバーなんかは毎回チェックしてる。そして毎回素晴らしい。
なかでも、この The Voive のコーチパフォーマンスで歌った「Dream On」はお気に入りで、マイリ―が出たときのラスボス感といったら鳥肌もの。このかわいいお顔でドスのきいた歌声がたまらないのですよね。ほんとに赤と炎が似合う女や。
ポップアーティストとしてより、ヘヴィーなロックサウンドやいぶし銀のゴテゴテなカントリーの持ち歌を出してもらいたいなぁ。
ツェッペリンを歌うマイリ―。ファンの間でも、この方向性を推す人は多いです。
Angelina Jordan
近年のAGTのゴールデンブザー獲得アーティストのなかでは最も印象的だったアンジェリーナ・ジョーダン。
雰囲気はエイミー・ワインハウスを彷彿とさせるけれど、どちらかというと自分の方向性を掴んでいる感じはラナ・デル・レイっぽい。
恵まれたハスキーボイスにしっかりとフィットする表現力が凄い。何を聴いたら十代でこんな歌い方ができるのだろう。知的な目線も好きです。
どうか生き急ぎすぎることなく、今後も長く素敵な曲をたくさん歌っていってほしい。
さくらみこ
沼り中のホロライブの中から、もちろん、さくらみこ。
さくらみこについては前回たっぷり書いてしまったので、今回は自重します…。
技術力や基礎力がどうかと問われれば未知な部分もあると思うけど、そこもみこちの歌声の魅力。
何の矯正もされず、素の延長にあるこの高音の透明感。どうかこれを死守しながら素敵な曲をたくさん歌っていってほしいです。かわいい曲もいいけど、こういう和風テイストなシリアス曲も合うので(意外にも演歌が上手い)期待しちゃう!
常闇トワ
同じくホロライブから常闇トワ様。この声、プロとして通用する声だと思うのですがどうでしょうか(いやプロか)。
今、この高すぎず低すぎない声、というのがありそうでない。その利点を活かすサビを高音で押し切る曲構成じゃない点も良かった。
個人的に「サビ」というのは、リスナーに最も知ってほしい音楽の一表情であって、最も目立たせるパーツじゃないと思ってきたのだけど、トワ様の歌声はまさにそれを体現しているように思えてしまう。
音を歌うのではなく、感情を歌うトワ様の声。最初にドキっとしたのは間違いじゃなかった。
Damiano David from Maneskin
2021年のユーロヴィジョン優勝から大躍進を続けているマネスキンの中から、ボーカルのダミアーノ。
彼の声は私のなかで最も理想的な劇場型の一つ(激情型ではない)。セルフプロデュースの到達点というか、自己表現の塊というか。
ダミアーノに歌われる曲は、彼の曲になってしまうのではなく、ダミアーノの感情によって曲自体が自ら踊っている気がするんですよね。それはロックでもバラードでもフォークでも変わらない。単純にかっこいいとかクールとかではなく、それ以上に悪魔的な魅力を秘めているところがいい。
声色で言えばストロークスのジュリアン・カサブランカスと同ジャンルなのでしょうが、ジュリアンがポエトリーで吟遊詩人な声だとすれば、ダミアーノは完全に舞台人のそれ。久々にロックで世界をひっくり返したことも納得です。
ちなみにこの曲は“Stand Up For Ukraine”への参加表明として披露されたもの。ストップ&スタートするインパクトのある曲構成と攻撃的かつ同情的な歌詞が素晴らしい、マネスキンらしさ全開の反戦歌です。
ちなみに彼は日本のマンガが大好きだそうで、まさかのBEASTERSとタイアップ。
こういう面ではいい世界になってるはずなのに……
Jacqui McShee from Pentangle
ようやく一曲フルで乗せることができた…!これ公式です!!(歓喜)
トラディショナル・ブリティッシュ・フォークバンドから、ジャッキー・マクシー。私にとって特別すぎる異次元の歌声です。
私は女声はとくに土の香りがする声が好き。天上のような綺麗でいわゆる美声もいいのけれど、それ以上にどこか牧歌的で、野生というか、生命力が垣間見える自然体な「欲」(セクシーな欲ではなく、生命力からくる生命欲みたいなもの)が見える歌声に惹かれます。本能的に女声の一部分に、命を生み出す「母性」としての「野生」を本能的に探しているからかもしれません。
ジャッキーは一聴すると透明感があってまさしく天井の歌声なのですが、それだけではない熱さや冷たさもあり「あ、これ天使が歌ってるわけじゃないな」と感じる瞬間が最高に好きです。
Jim Croce
人生で何度聞いたか分からないけれど、いつまで経っても理想的な「遠い親戚の優しいおじちゃん像」が消えてくれない。
アメリカのフォーク歌手ジム・クロウチ。1973年に人気絶頂のなか飛行機事故で他界。享年30歳という若さでした。
彼の声はまさに「アルバムをめくるための歌声」。優しくも後悔や戸惑いの視線が常にあり、けれどそれを肯定して生きていこうとする彼の思いが、そのまま声に宿されているようです。
ほかに名曲「I got a name」は爽やかな感動を与えてくれます。人生の大切な真実を教えてくれるようなおじちゃん(注:30歳)、ずっとずっと大好きだよ。
Kane Brown
テネシー出身の新生代カントリーアーティスト、ケイン・ブラウン。
数年前にマシュメロと共演したときに「なんじゃこの新しいカントリーボイスは!?」となって、追い続けています。
カントリーの気だるさとロックの気だるさ、カントリーの無骨さとロックの無骨さ。この二つの要素が混在してる、稀有な歌声なんです。
デビューアルバムはポロウ・ダ・ドンがエグゼクティブプロデューサーとして鎮座してるのか…把握。
地を這うようなバリトンを響かせたと思ったら、少年のような屈託のない声を聴かせたり、カントリー界だけでは収まらない魅力の歌声。今後のリリースも楽しみです。あ、結婚おめでとう!!
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さて、いかがだったでしょうか。
2023年版と言いながら、いつも通り過去のアーティストも選出されているのはご愛嬌。
第三回にして少し傾向が掴めるかな、と自分でも期待していたところがあったのですが、あんまり共通点っぽい共通点もないわな……。
でもでも、何かしら自分と似ている部分をもつ(感情とか表現とか)人に、人は惹かれるというから、きっと彼らの中にある「何か」に私の「何か」も反応しているのでしょう。
自分としても実験的でおもしろい企画回なので、今後も思いついたら書き続けていきたいです。
声フェチ、貫いていくぞー!
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後も色々な音楽を聞いてブログに書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂けたら嬉しいです!

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