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MONO考えHITO感じる 世界の音楽紹介ブログ

【春・センチメンタル】散歩やウォーキングにぴったりな音楽

 

春満開。

温かな陽気に誘われて、近所や公園の散歩を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。

春は別れと出会い、そして過去と未来が交錯するような、少しだけ特別な時間だったりしますよね。

今回はそんな季節にぴったりな、前向きでちょっぴりセンチメンタルな気分を盛り上げてくれる散歩&ウォーキングミュージックを集めてみました。

 

前向きに足どりは軽く、

だけど心には残したいものもたくさんあって。

 

上手く言葉では表せない、この季節特有の“優しいもどかしさ”を包んでくれる温かな音楽を意識しています。

ぜひ昼夜問わず、散歩のお供に楽しんで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

Bell And Sebastian - Another Sunny Day


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グラスゴーが誇る市井ポップの雄、ベル・アンド・セバスチャン

音楽界の聖人を体現したバンドだと評されることが多く、それを煙たがっている人もいるようだけれど、それでもこの地球の数多いる不器用な人たちに、ここまで長い間寄り添えるバンドも少なかろうと思う。

経済的に貧しくても、一時的に心が貧しくても、彼らの音楽はなぜか聴いた瞬間からすぐ私の隣に立っている。

頭を空っぽにして聴くのもよし、桜の下で人生について少しだけ憂いてみるのもよし。

人生についてセンチメンタルになったときに真っ先に思い浮かぶこの曲は、まるで私の人生の共犯者みたいだ。

 

Pentatonix ‐ Love Me When I Don’t


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PENTATONIXのオリジナル曲。

前にも書いたけど、PENTATONIXはアカペラグループでありながら自分たちの創作意欲に正直なところが好き。

ハデハデなアレンジやかっこいい演出だけじゃなく、こういった何気ないポップソングを聴かせる実力があるんですよね。

とくにKirstinが手掛ける歌詞には説得力のある人生の温かみや寂しさがあって、前進しながらも過去を愛おしむ気分にさせてくれます。

 

坂本真綾 ‐ はじまりの海


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坂本真綾さんの曲も、物思いにふけながら散歩するのに丁度いい曲が多い。とくにこの曲は初夏シーズンにぴったり。

作詞作曲は大貫妙子さん。シティポップな感じがちょうど今の流行にも合ってるし、それでも変わらない真綾さんの透明な歌声に癒されます。

坂本真綾さん、菅野よう子氏のプロデュースを離れてから、日本音楽界のあらゆる巨匠と共演してるので、彼女を入口にジャパニーズポップに触れてみるのもいいかも。

 

Home Town - Cry For Help


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アイルランドのボーカルバンドHOME TOWN。

残念なことに解散してしまっていますが、以前ブログでご紹介したとき気に入ってくれた方が多かったので、新しい曲で書いてみました。

アイルランドポップはTHE清涼感、な曲が多いので、この曲も王道をいく感じでとても聴きやすい。だんだんとゴスペルのコーラスが近づいてくるラストも感動的で、自然と足が前へ前と進むはず。

 

モーニング娘。青春コレクション


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おそらくモーニング娘。が一番(セールス的に)どん底だった時代の曲。見てのとおりMVにも全然お金をかけてないことが分かります。

けれどファンはこの時代を“プラチナ期”と呼んで敬ってるんですよね。この頃からモー娘。は単なる国民的アイドルグループから本格的なパフォーマンスグループに路線変更を模索していきます。

この曲も一見サラっと聞けるのですが、確かな実力に裏付けされた軽やかなパフォーマンスが素敵。愛ちゃんのダンスやばい。

個人的にはハロプロベストソング10に入るぐらい好きな曲。現在のファンや後輩からも人気のあるナンバーです。

 

Mariah Carey - Always Be My Baby


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数あるマライアの曲でも一番好き。そして一番難しい曲ではないかと感じています。

この頃のマライアの曲は(今もか?)、マライアの歌唱アレンジがデフォルトになっていて、もはや視聴者がパッケージで聴く頃にはほとんど原形をとどめていないんですよね。マライアのアレンジ込みでオリジナルになっているというか。

バラードでそれをやるアーティストは多いけれど、こんなゴスペルポップで、しかも力まずに、あちらへこちらへ自由に音階をダンスしているようなマライアの歌唱。凄すぎたな、と今でも思います。

 

Charlene - I've Never Been to Me


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シャーリーンで“愛はかげろうのように”。

ウォーキングミュージックには少し重たいかもしれないけど、ぜひ春のひと時に聴いて頂きたいライフソング。

“My Way”と対を成す曲って感じで、昔から大好き。My Wayは完結を求めて人生を振り返るのだけど、この曲は未完を受け入れて人生を振り返る。どちらも間違ってないし、どちらも意味のあることなのだけど、私の性格的にこの曲の「切ない。でもそれでいいのよね」というこの曲のメッセージの方がしっくりきています。

とくに中盤の語りからラストまでの歌詞は絶品。刺さります。

 

R+…‐回る空うさぎ


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春の夕日を背にゆっくり家路に辿りつくまでの時間に聴きたい。

なぜなのか分からないけれど、数多くいる顔出しNG(?)な歌い手のなかでもダントツで好きな声。優しいのに、何となく影のある妖艶さが良いです。情報もほとんど解禁されてないので、そこもいいのかも。

少しだけ嫌なことがあったり新生活に馴染めない一瞬に、こんな曲を聴いたら一気にブワっときてしまいそう。

 

music.tower.jp

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次回からご紹介した曲は毎回プレイリスト作ろうと思っています。

皆さま、素敵な春をお過ごしくださいませ。

 

▶春シーズンにおススメの音楽

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ここまでお読みいただきありがとうございました!

今後も色々な音楽を聞いてブログに書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂けたら嬉しいです!

 

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