どう頑張ってもどうしようもない日はある
学校に仕事に家事に育児に定期的なおつきあい……
ふと周りを見渡すと、ちょっと私のタスク多すぎない?と思ってしまうことってありますよね。
一つ一つはガツンとした衝撃がなくても、それが重なればいずれ悲劇の巨大モンスター誕生になりかねません。
ぬるっと受けたモヤモヤは受け流して、自分のペースで歩いていきたいものです。
今回はそんな日常にひそむ “小さなトゲ” に出会ったらおすすめしたい
お気楽で前向き&何も考えずにその時をやり過ごせるゆる~い洋楽
を集めました。
難しく考えたくないし、とりあえず笑って過ごしたい…というちょっぴり無気力なとき。
このゆるい音楽を聞きながら、ただただポケーっとして頂けたら幸いです。
あなたのかすり傷に気づけるのはあなただけ。たまにはゆっくりお休みしてください。
▼以下の曲はこんな【悲報でトホホなシーン】におすすめです
- 頑張って終わらせた仕事、後輩は半分の時間で終わらせてる
- 残業明けで帰宅、お風呂沸かしたけど見事に水風呂(漫画か)
- 意見何でも言えよ!という上司、口を挟む暇ないぐらいしゃべる
- 続きが楽しみで買った漫画の続刊、すでに買ってた
- 手料理じゃなくお惣菜が美味しいと褒められる
- 課題のノートを貸した友人、そのまま答えて盛大に間違う
- 突然自分の周囲がみんなカリスマに見える
“自分(の頑張り)って一体…”ていうとき、誰でもありますよねー
オススメゆるゆる洋楽
Joyce Jonathan-Ça Ira
キュートなフレンチポップシンガー、ジョイス・ジョナサン。
Ça Ira(何とかなるわ)と言いながら、全く何も解決してないPVには共感しかありません(笑)
案外素敵に見える人も頭のなかはこんなものだったりするかも。このぐらい余裕をもってちょっとした「カオス」も楽しめたらいいですよね。
Joyce Jonathan はフランスのポップス/シャンソンのシンガーソングライター。
フランス初のオンライン型レーベルカンパニーMy Major Companyが運営するMy Major Company.comに参加し、2009年にデビューしました。
2010年にファーストアルバム『sur mes gardes』をリリース。キュートで親しみやすくフランスらしい哀愁を感じる Joyce の音楽は国内でも人気となりました。
2021年5月29日には新曲『Les p’tite jolies choses』を発表しています。こちらもPV全体に“かわいい”が溢れていて、目の保養としても一見の価値あり。
MIKA-Ice Cream
ミーカも良質なポップス音楽の担い手。
アルバムの総売り上げ枚数は1000万枚以上、イタリア版Xファクターやフランス版The Voiceなどのコーチも務めるほか、Swatchのクリエイティヴアドバイザーなどもしているそうです。(ユニバーサルミュージックジャパン バイオグラフィーより)
何気にこのジャケット大好き…。
MIKAの世界観というか、いろんなものをごちゃまぜにしても「ほら、うまくいったでしょ?」と言わんばかりの前向きさ、センスの良さが全面に出てる気がしてお気にいりなんです。
さりげなく首元にパールのネックレスつけてるのも何だか洒落てるんですよね。
この(いい意味で)だらしなく感じるポップスも「もう、今日一日どうでもいいわぁ(笑)」という不運続きのときは良き味方になってくれそう。
Alex Sparrow - GOT ME GOOD
嘘みたいな超絶イケメン Alex Sparrow アレックス・スパロー の古き良きクラシックポップナンバー。
世の中にはこんなケンカップルで真面目に1本PVを撮る大人もいるんですよ…
ちなみにこれ三部作です。世界って広い…(白目)
アレックスはロシア出身の歌手/俳優。
ロシアネームのアレクセイ・ヴォロビヨフという名前とアレックス・スパローという名前で活動しています(今回は英語版の紹介だったのでアレックス表記)。
2019年の「世界で最もハンサムな顔100人」でも23位にランクインしたことがあるほど美形(これも男女分けるのいつまでやる気なんだろ…)。
クリス・エヴァンス系といいますか、このお顔は人類史上最も長い期間「イケメン」とされてきた典型的なイケメン顔ですね。まさに「ずっと俺のターン!」(何を言ってるんだ私は…)
音楽とともにコミカルでちょいキュン(?)なPVでも見ながら、お酒をチビチビやれば気もまぎれるかも…?
Jendrik-I Don't Feel Hate
2021年のユーロビジョンドイツ代表だったイェンドリック。
▼ユーロビジョン2021についてはこちら
ミュージカル俳優でもあるイェンドリックは、とにかく表現力が豊かで柔軟。
ユーロビジョンでのあのバネのあるジャンプ…私は口をあんぐりあけながら見てました。ステップもお手の元だし、ダンスで使う空間が異様に広いので、シンガーとしてもっと違うパフォーマンスも見てみたくなります。
Carly Rae Jepsen - Everywhere You Look
NetFlix 放送の Fuller House テーマソング。オリジナル版 Full House の曲をそのままカイリー・レイ・ジェプセンがカバーしています。
最初はオリジナル版が頭から離れなくてちょっと味気なかったけど、数回聞けばもうこのバージョンの虜に。
軽くて気だるくて、でもハートウォーミングで切なくて…見事にフルハウスの世界。カイリーいい仕事してるなぁ。
▼フルバージョンはこちら
ある一定の日本人にはフルハウスDNAが流れていますよね…。おいたんたちのような教育方法だったらいいのになーと過去どんなに思ったことか。
なんというか、私にとってこの曲自体が最高の愚痴相手。
愚痴を聞いて無条件に肯定してくれて「うんうん頑張ったね!」と背中を押してくれる、まるで唯一無二の親友のような存在かも。捻くれてトゲトゲしかった気持ちが、切なさと一緒にちょっとだけ軽くなる気がします。
あとがき
トホホであちゃーな瞬間も見方を変えればけっこう味わい深いものだし、実はかえって印象的な瞬間だったりすることもあります。
例えそこで凹んでも、うわーっとムシャクシャしても、他人を傷つけなければ全然上等!
自分に期待しないことは虚しいことじゃないです。
自分に期待する日があってもいいし「いや、絶対自分にはこんなことできなーい^-^(お手上げ)」と開き直る日があってもいい。
もしも、何か自分にとって(ささいなことだけど)良くないことが起きたとして、
それが怒りに転ぶか悲しみに転ぶかの二択しかないと思っても、ゆるいBGMが頭の片隅に流れたら、ほんの少しだけその場の見え方が変わることもあるかもしれません。
私自身、音楽は「誰か」の味方になるために作られているということを改めて教えられたような気がしました。
▶そのほかの気分があがる音楽についてはこちら
Thank You For Reading.