少女時代がデビュー15周年を記念して帰ってきたぞい。
▶Girls Generation-'FOREVER 1'
歌詞はもちろん、PVの演出やダンスコレオには過去の曲からのセルフオマージュもあり、ファンにとっては満足度の高い仕上がりになっています。
マリン衣装のパートでデビュー当時のメイクを再現したスヨンを見たとき、不覚にも涙が出そうになりました。ティファニーのマイクの持ち方も!足の揃え方まで、まるで「あの頃」!
このPVを見て懐かしい思いが去来しましたので、今回は2010年代に聞いていたK-POPガールズソングについてまとめていきたいと思います。
王道というとちょっとだけ違うかもしれませんが、ぜひ一緒に懐かしく思って頂けたら嬉しいです♡
Brown Eyed Girls-Six Sence
Brown Eyed Girls は2006年にデビューした4人組からなるガールズグループ。
2010年代に一大ムーヴメントを博した他ガールズグループとは一線を画す、大人の魅力で勝負のグループです。
当時の少女時代やKARAが台頭してきた際、自虐的に「私たちはソンインドル(成人アイドル)だわね」と笑っていましたが、その余裕もファンやK-POPシーンに愛された理由。
代表曲は日本でも大流行した『Abracadabra』。
BEGの癖のある音楽が大好き。
ダーティーでフリーダム。曲の方向性もとくに定まっておらず(でも毎回かっこいい)、自分たちでガールズグループというものを定義しない姿勢にも好感がもてました。忘れた頃にカムバックするのも自然体だったし、未だに一度もメンバーチェンジがないというのも驚き。
メンバーがソングライティングに関わっているというのもあり、アーティスト性の高いグループで、初めから「アイドル」っぽさはなかったけどね(;・∀・)
2022年現在もマイペースに活動中です。
今後も彼女たち自身の感じるままにパフォーマンスしたいものを見せてもらえたら…と願ってます(好きすぎて完全に待ちの姿勢)。
Secret-Madonna
Secret は2009年にデビューした4人組ガールズグループです。
セクシー系でありながら、デビューまでの過酷なエピソードから「シンデレラ系半地下アイドル」とも言われていました(…すごいネーミング)
魅力的なグループだったのですが、メンバー間や事務所との不和から2018年に事実上の解散をしています。
この曲はシクリの中でも最大のヒット曲で、一時期は日本でもよく聴きましたね。
デスチャあたりで聴いたサウンドなのに、プレコーラスあたりから様子がおかしくなってきて、サビで歌われる「マ・マ・マ・マ・マドンナ・ドンナ~」は完全にK-POPのそれ。
95%は洋楽成分なのにあとの5%の印象が濃すぎて、それだけで押しとおす潔さが好きでした。振りも良かったな~。
Rainbow Blaxx-Cha Cha
KARAの妹分としてDSPからデビューしたRainbowの派生グループ。
Rainbow自体は2016年に解散しています(KARAと同じく日本では需要が多かったグループだと思うので未だに残念です…)。
とにかく全員個性のあるかわいさ。当時のDSPが醸し出す、このバラエティー感たまらなかったな~!推しはオレンジ担当のウリ♡
当時のDSPは大味な曲も多くて(それも好きだったけど)アレンジも画一的な部分があったんだけど、Rainbowの派生グループ(Rainbow Blaxx・Orange Camel)はちゃんと細かい設定があったのも好きでした。
とくにこの曲は性的なものから生まれる「快」と「不快」のちょうど間をとった音楽で、すごく中毒性があってよく聴いてたな。この曲のバックにジャン!ジャン!と断続的にシンセ音鳴らす普通じゃないアレンジは今でも理解できない(褒めてます)。
というか、『A』のへそ出しダンスで放送禁止食らってなお、こういう曲を歌ってくるの逆にかっこいいじゃない。
▶Rainbow-A
同性でもこのダンスに目くじらたてる感覚、私にはなかったなぁ…。そんなに性的か?
K-POPマーケット自体が国策でもあるから、あまり尖ったことするのはマズイのかもしれませんが、それこそ目標としてる欧米はもっと極端だし、あちらはそういうPVで溢れているわけだからアジアももう少しオープンにすればいいのでは(もちろんしたい人が)とさえ思う。
誤解を恐れずに言えば、そもそも私はどんなジェンダーであってもダーティーでセクシーな路線はけっこう好きなのです。
だってそういう表現もできるのが文化や芸術であって、そこで性愛の限度や倫理観ってやつを学んでみんな大人になっていくのではないかい?
最初からピュア一色の愛だけ(もちろんピュアも必要だけど)を押し付けるのはかえって不健康だし危ないよ~。性に奔放なのと無知なのは根本的に問題が違うからね。
SPICA-You Don't Love Me
というわけで、セクシー路線の曲をもう一つ。
SPICAは2012年から2017年に活躍した5人組ガールズグループ。
KARAのボイストレーナーを務めたり、その他グループで活動&練習生だったりを経て合流したメンバーがいるなど、とにかく色んな意味で玄人集団。
全員がソングライティングに関わるなど音楽的な才能もかね備えており、前述の Brown Eyed Girls と同じく、どちらかというとアーティスト色の方が強かったグループです。
1920年代のようなレトロミュージックに合わせて、淡々とシュールに展開されるこのPVが好きだった。
ピンクレディーの『UFO』とかモー娘。の『LOVEマシーン』みたいに、ちょっとしたお下品さを入れてわざと隙をつくるのが良いよね~♡
SPICAを知ったのはたまたまMBCを見ていて、
それがこちら。
↓
すぐ落ちた(笑)
この頃は既に「歌えるガールズグループ」はもはや凄くも何ともない時代へ突入していましたが、なんというか、ここまで音楽的にヤンチャしてるグループだったとは…(褒めてる)。バックバンドも良い音出すしな。
メンバーの大半がハスキーボイスで勝負してるのも潔いし、正統派のジウォンを敢えてセンターに持ってくるセンスも好き(彼女だけ低音に苦戦してるのもかわいい♡)。
ちなみに私は向かって右のボヒョン推しでした。全員に言えることですが歌唱力はもちろん、パワーで押し切るスタイルが好きです(笑)
2NE1- FIRE
ガールクラッシュとしての先駆者2NE1。もはや説明不要の世界的HIPHOPグループですね。2009年~2016年に活動。
当時のK-POPにカチコミ(爆)かけるような音楽的不遜さが好きでした。
YGエンタ が仕掛けた“BIG BANGの妹分”というイメージも功を奏していて、こんなに本格的なのにめちゃくちゃかわいい。顔や表情がちゃんと幼いのも、逆にかっこいいんですよね(矛盾)。
推しはミンジ!PVのおかっぱとダンススキルで一気にファンになったあの頃…
2022年の
2NE1がサプライズ復活! コーチェラ2022で約6年ぶりにパフォーマンスを披露。 | Vogue Japan
私のなかでHIPHOPのガールズ枠は未だに2NE1ってところある。
後輩の BLACK PINK にも通じるグローバルな冒険心は、彼女たちから育まれたように思ってます。
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ざっと思い出してみてもだいぶ懐かしかった…!
加熱しすぎて群雄割拠なK-POP市場ですが、やはりそこを勝ち抜いたグループにはそこはとかない熱を感じるものですね。
夏休みの間に、もう少し聞いてみようかな。
皆さんの思い出のK-POPソングはありますか?
▶その他、K-POPについてまとめた記事はこちら
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後も色々な音楽を聞いてブログに書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂けたら嬉しいです!
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