今年はものすごく悲しいことばかりだったから、この一報を聞いたとき自分でも抑えが効かないほど馬鹿みたいに騒いでしまった。
KARAが2022年11月に韓国・日本の両国で再結成するというのです。日本のTwitterでも、はやばやトレンド入り。
意外かもしれないけれど私はKARAが大好きで、なぜこんなにKARAが好きなんだろう…と、ふと考えてしまうことが今でもあります。
いわゆる「アイドル」というジャンルに抵抗し、それらをガールズグループと呼ぶようにさえしているのに。
それなのになぜかアイドルっぽい香りがするKARAには昔も今も強烈に惹かれてしまう。不思議なものです。月並みですが理屈じゃないんですよね。
そもそも今回の記事は、2カ月ほど前に『再結成悲願!今でも聞いてしまう~』と題して8割ほど書いて寝かせておいたもの。
SNSD(少女時代)がカムバックしたのであわよくば…と沈黙を貫きながらジリジリしていたのですが、ハラちゃんのこともあるし再結成は難しいだろうな…、と噂レベルの期待に留めていました。
それがっ……こんな…………うええっ(嬉しすぎて吐く)
そんな歓喜の再結成をお祝いして、個人的に今でも大好きな曲をまとめていきます。
今回は興奮が勝ってしまい全体的に語彙力低めで幼稚な文となっていますが、たまにはいいよね。ご容赦を。
独断で決める神曲TOP8
K-POPに興味がない方でも「これは知ってるよ」というKARAの曲は多いですね。
私はKARA特有の「強烈に大きく振りかぶったビート」が好きだったので、そのタイプの曲を中心に選んでみました。
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メンバーは左からニコル(ダンスが得意)、ハラ(ビジュアル人気)、ギュリ(リーダー)、スンヨン(根性&歌うまい)、ジヨン(末っ子)。
2014年に新メンバーヨンジ(下写真で左)が加入。2019年11月にハラが亡くなった際には多くのファンが悲しみ、日本の報道でも大きく取りあげられました。
PANDRA
2012年リリース。当時独走状態の「江南スタイル」を抜き首位獲得。
KARAの曲は全員が同じ振りを踊るものがほとんどなので、一瞬華やかさが少ないように感じてしまうけれど、逆にそれがまったくタイプの違うメンバーの個性を際立たせていたように感じます。
あとメロディーがわりと80年代のジャパニーズポップみたいなのも日本でウケた要素かなと。大味なんですよね、良くも悪くも。
この曲は東京ドームライブのオープニングパフォーマンスが限界&臨界点。
当時久しぶりにこんな熱狂のライブを見て、なんか音楽全盛期の過去に戻ったみたい…と驚いたことを覚えています。
Jumping
2010年リリース。めざましテレビのエンディングテーマだったので、当時はかなり耳にしたように思います。
日本デビューにして代表曲『Mr.』の次に発表されたので、日本では事実上セカンドシングルのような扱いだったかな。
この曲も『PANDRA』と構成はほぼ同じ。ただジャンピングパートの振り(ぶりっこ?のように腕をあげて腰を捻るとこ)は、一種の発明なのでは…と思うぐらいかわいい。
これを「かわいい」に振り過ぎないように、ギラギラのサウンドが底支えしているのもいい感じです。
We’re With You
2010年ワールドカップ韓国代表の応援ソング。たぶんリピート数で言ったら一番聴いてる。
とにかく、可愛すぎるんだ……。この頃のニコルの髪型が一番好きなの。
KARAって何となく庇護欲を掻き立てるかわいさがある。それでもちゃんと芯が通っているところを知っているから、どんどん好きになっていくんだよね。
今でもつらいときはこれを聴きながら泣くこともあるし、踊ったりもしてます。
KARAってユニゾンの声(リーダーギュリに合わせたミキシング?)が綺麗なのよね~…♡ キラキラしてるのにどこか奥ゆかしい品のある声で、K-POP界でも一発で聞き分けられる。
Lupin
2010年リリース。KARAを初めて好きになった曲。
正直、私には日本上陸時の『Mr.』はハマらなかった(けどかわいいとは思った)。
それでもK-POPがくるんだろうな…と思い、当時の王道グループだと言われるワンダーガールズやSNSDと同じくKARAも一通り聴いて、その時に一番かっこいい曲だなと思った記憶があります。
ポップスにしては異様にベース&ビートが強すぎ!なところが気に入りました。
ニコルのステッキダンス、まじで惚れてしまう♡ 今でも軽やかに踊るニコルのダンスは大好き!スンヨンの表情もかわいいのにかっこいい!
Mamma Mia
2014年リリース。ニコル&ジヨンが脱退し、初の4人体制になった曲です。
新メンバーとしてオーディションを勝ち抜いたミンジが加入しています(この曲はスンヨンとメイクが似ていて、ちょっと区別がつかないかも…)
事務所関連のゴタゴタがあってしばらくKARAの曲を聴けていなかった当時、この曲が発売されて「いや誰がどう聞いてもTHE・KARA!」なサウンドが本当に嬉しかったし、ギュリを録音のベースに敷いている歌声も健在で、このまま第二章も楽しめそうだな…と思っていたんだけどなぁ。
相変わらず曲の構成は同じだけど、ここまでくればそれはかっこいいし、粋。そしてどこか80sっぽい古めかしい曲がやっぱり好きだ。
今回の再結成でも同じ感覚になれるかな…!
GO GO サマー!
2011年リリース。曲は好みではないんだけど、一度聴いたら忘れられないサウンドということで選んでみました。
「人生で何回聞いただろうこのメロディーライン…」という耳に慣れきったフレーズが続くのだけど、ど~しても「ゴーゴー、サマー♩」のサビを定期的に口ずさんでしまう。
おそらく震災の年の夏だったから、余計に耳に残ってるのかもしれないなぁ…。この曲を聴くとちょっと切なくなる感覚が、まだどこかにある。
そんな背景もあるからか「あきらめちゃダメよ」のフレーズが、不覚にも心にクる。
Pretty Girl
2008年リリース。韓国チャートで初の首位を獲得した曲です。
『Lupin』でかっこよさに惹かれて『Pretty Girl』で「ザ・アイドル」らしいかわいさにも惹かれて…。
でも曲は安定のダイナミック。こんなにかわいいプリチィ~なカラーを全面に押し出しているのに、アレンジが思った以上にでかい顔してるのがおもしろい。ドラムどうした。後半のサビも何ともドラマチックです。
ただ今でも思う…どうしてアイメイクをアイスブルー系にしてしまったの!!?
Wanna
2009年リリース。『Mr.』と同時に発表され韓国チャート1位をマーク。
実はこの曲と『Mr.』の関係はおもしろくて、数字上では『Wanna』が勝ったけど韓国音楽界でKARAの存在感を確かなものにしたのは『Mr.』のあの腰振りダンスでした。
日本デビューに『Mr.』で勝負を賭けたのも、この曲との対比があったからではないでしょうか。
とは言え、曲単体で聴いたときに間奏パートの
“just wanna think about I wanna think about”
の部分が異様に洒落てるのは粋。これの2022年ver.を聴いてみたい。
ちなみに『Mr.』で有名になったヒップダンスはメンバーのニコルが作ったものです。
あとがき
駆け足でしたが、個人的なKARAのTOP8曲を選んでみました。
KARAにもなかなか良いバラード曲はありますが、やはり彼女たちの真骨頂はポンポンと跳ねるような“分かりやすく”“ノリやすい”ダンスポップだと思います。
日本でも大きく報道されたメンバーの一人、ク・ハラちゃんの死を乗り越え、11月という悲しみの月を再結成に選んだことも、何となく正義感というか義理堅いKARAならではの決断だなぁ…と胸が締めつけられました。
私はどこか“技術はSNSD、パッションはKARA”みたいなところがありまして、もちろんどちらも同じように好きだったのですが、グループ活動というものに言葉では表現し難い信念をもっているKARAをとても応援していましたし、応援しています。
すごく愛らしいのに視線にまっすぐな強さを感じるグループ。
何はともあれ、そんな成長したKARAの姿を見るのが楽しみです。
11月までまたゆっくりとKARAの曲やPVを見直したいな~と思います。
▶そのほかK-pop、ガールズグループに関する記事はこちら
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
今後も色々な音楽を聞いてブログに書いていきたいと思いますので、お時間があるときにおつきあい頂けたら嬉しいです!
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