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WestLife (ウェストライフ)再結成 今振り返るおすすめ代表曲10選

 

スペクトラム

 

ウェストライフ再結成にあたり、ワールドツアー「the twenty tour」が先月22日ベルファストを皮切りにスタートしています。

 



ライブの内容は20年分のヒットナンバーから構成されている模様。

残念ながら来日のアナウンスはされていませんが、日本のファンも絶対に少なくないはず!

むしろ、まだ彼らを知らない人にも是非素晴らしい楽曲とともに、彼らの軌跡を知ってもらいたいと思い、今回はWestLife (ウェストライフ)第二弾として、彼らの代表曲についておブログしていきたいと思います。

 

 

WestLife (ウェストライフ)って誰? 

 

WESTLIFE-THE LOVESONGS

 

WestLife (ウェストライフ)は1998年デビューのアイルランド出身の4人組ボーイズグループ。

元は5人で活動していましたが、2002年にメンバーの一人ブライアン・マックファーデンが脱退し、それ以降は4人で活動を継続、2012年に惜しまれつつ解散しました。

メンバーはリードボーカルのシェーン(左)、セカンドリードのマーク(右から二番目)、コーラス担当ニッキー(左から二番目)、同じくコーラス担当のキーアン(右)。

なんといっても、甘いバラードからポップス、オールドソングのカバーまで、幅広く表現できる確かな歌唱力がグループの強み。

加えて、気取らず悪ぶったりもしない優等生イケメンバンド、というのも彼らの特徴です。

同時代にはバックストリートボーイズやNSYNCなどが活躍していましたが、違ったアプローチの甲斐あってか、ヨーロッパ・南米・アジアなどでは今でも絶大な人気を誇っているんですよ。

ヒット曲は数知れず、また彼らのセールス世界記録もUKチャート7週連続1位など、とにかくたくさん!!今でも憧れのボーイズバンドとして頻繁に名前があがり、影響力をもつバンドでもあります。

 

ボーイズグループと言っても、もちろん今はイケメンのオジサマですが、まったく衰えることのない魅力、そしてその歌唱力はカムバックナンバーでも証明済。

 


www.youtube.com

 

今や世界のシンガーソングライターとなった同郷のエド・シーランが、憧れのウェストライフのために書いた曲。

この曲のように、彼らの曲はロマンティックな清涼感があります。それでも甘くなりすぎずに不思議と心地よく聞けるのは、ひとえに歌唱力の高さのあらわれ。

それではさっそく彼らのヒット曲を、素晴らしいライブ映像で振り返りまーす!!

 

ウェストライフと言えばこれ!珠玉のラブバラードたち 

 



何はともあれ、この曲を出さないと始まらない!

1999年にリリースされたデビューシングル。これは聞いた方も多いんじゃないかな?

当時、バックストリートボーイズやブリトニーなどスウェディッシュポップ全盛期に、こんな直球のラブバラードでデビューしたのはちょっとした衝撃でした。

映像は2002年のライブのものですが、入りのアカペラからロマンティックがとまらない…(笑)これはアレンジも素晴らしくて、大サビまでの高揚感も完璧! 

 

 

この曲はウェストライフがとりあげて大ヒットし有名になりました。なんと英語版のポケモンの映画のサントラにも起用されているんだとか!

感傷的なメロディーにひきずられることなく、凛とした響きを絶やさないマークの声が素晴らしいです。

“翼なしでも飛べる”というタイトルのように、自分にとって特別な何かがあれば翼はなくていい、というメッセージソング。日常の大切さや人間同士の愛情を歌ったナンバーで、普遍的な歌詞がとても胸に響く名曲です。

彼らのラストコンサートでも荘厳な雰囲気のなか、涙、涙で歌われました。

 

 



こちらはライブ映像ではありませんが、彼らの楽曲のなかでも異彩を放つナンバーです。すでに世界の歌姫だったマライア・キャリーとのコラボで話題となりました。

フィル・コリンズの元歌なので、独特なコリン節がウェストライフに一層深みを加えているのかもしれません。 

 

 

もうラブ・バラードでお腹いっぱい…!と言うことなかれ。

この曲も壮大なラブバラードではありますが、このライブバージョンはセカンドパート、あのニッキーがリードをとっているのです!

ほとんどの曲はシェーンとマークがリードを務めているのですが、ブライアンが脱退してからはニックのソロパートも少しずつ増えていきます。

もちろん、キーアンにも同じことが言えますが、ニッキーの声はセクシーであると同時にバラード曲にはちょうどいいスパイスのような効果もあるのです。

さらにビジュアル人気はグループのなかでも元々高いので、彼がマイクを持つと一際歓声が大きくなるんですよね~(笑)

   

アップテンポナンバーではたまに踊ります。 

 

 

基本的にウェストライフは激しめの曲が少ないのですが、この曲のライブバージョンはとりわけアップテンポなロック調になっています。(オープニングだからということもありますが)

ここで特筆すべきは、シェーンの歌唱力!

これまで散々バラードに酔いしれたくせに「そもそも何でも歌えるのね…」という事実を見せつけられます。

そして今イチ派手さのないダンスもかわいい。(ニッキーは元サッカー選手で、リズム感もあってダンスはけっこう上手なんですけどね。) 

 



そしてこの曲を漆黒のコートで踊るセンスよ……。

ウェストライフは基本ライブ衣装が黒(か白)なので、その視点から注目してみてもおもしろいものがありますよ~!なんせ、黒の革ジャンで甘~~~い曲を歌いまくるんですから!

それがウェストライフスタイルなんですよ~。

 



個人的に好きなのがこれ。

言わずと知れたビリー・ジョエルの大ヒットソングです。彼らは往年のヒットソングをカバーすることもあり、そのカバー力にも定評があります。

とくにクラシックナンバーを得意としていて、その曲のまた違った一面を見せるのもうまいのです。

でも一番気になるのはやっぱり振り付けよね……。ニッキーのビジュアルにこれを躍らせる度胸…。一周まわって愛しいわ。

  

往年のヒットソングをカバー 

 



原曲は1961年のジャック・ブレルのシャンソン。それをテリー・ジャクソンが1971年にカバーし、ヒットさせました。

あのビーチ・ボーイズが歌う予定もあったようですが、それが見送られプロデューサーだったテリーが歌う経緯となったようです。

そう聞くと是非ビーチ・ボーイズ版も聞いてみたかった気がしますが、このウェストライフ版もぬくもりがあってなかなか秀逸です。

歌詞は死にゆく主人公の視点で書かれたものなので、聞いてると胸が切なくなる…。

ウェストライフのライブだと黄色の歓声になっちゃうから、もうちょっとしっとり聞きたい気もする…。 

 



同じく味わい深い名曲がこの『哀しみのマンディ』。

こちらも3度目のカバーソングで、これ以前にバリー・マニロウによってカバーされたものが有名です。また、リチャード・クレイダーマン版もあります。

このライブではめずらしく中盤にニッキーがリードを任されていて、個人的にはなかなか聞きごたえのある1曲。

ウェストライフはオールドソングのチョイスも素敵なんですよね~。 

 



これも言わずもがなの名曲ですね。

元歌はベッド・ミドラーですが、日本ではジブリ映画『おもひでぽろぽろ』で耳にした方もいるんじゃないでしょうか。

ウェストライフの音楽は意外にも歌詞に重きを置いているものがたくさんあります。とても詩的で情緒があり、自然なあたたかみのあるものが多いんです。

アイルランド出身だからなせることなのか、はたまた彼らのキャラクターの成せる技なのか…。

真相はわかりませんが、これが彼らの音楽が長く愛され、今でも世界中のファンに愛される理由の一つだよなぁ…と思ったりします。

  

まとめ

 

さて、いかがでしたか?

ウェストライフってまぁまぁおじさんだしダンスもしないから、見方によっては地味に見えてしまうこともあるかもしれません。

けれど、確かな歌唱力と素晴らしいハーモニー、そして美しい音楽で世界中のファンをずっと虜にしてきました。

ボーイズグループは数多くあれど、ここまでコンスタントに出す曲出す曲、綺麗なナンバーのグループはなかなかいません。

ニューアルバム『SPECTRUM』が今秋にリリースされることも決定し、まだまだ彼らから目が離せません…!

 

そんな素敵な彼らの音楽に、ぜひ一度酔いしれてみては?