MusicCloset

Music Closet

声フェチ女による 世界の音楽を紹介するブログ

とある音楽好きの一日を文章化してみた 【リスナー系音楽ブログのやりがい・このブログで目指していること】(後編)

 

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前回に引き続き、筆者の音楽生活の一日を文章化。の後編です。 

musiccloset.hatenablog.com

 

今回もお時間あるときの暇つぶし程度におつきあいくださいませ。

 

 

謎の罪悪感にかられ、運動

 

ところで、皆さんはお気づきでしょうか。

朝起きてからここまで、筆者がろくに体を動かしていないということに…。

運動嫌いというわけではないけれど、何せ没入してしまう性分なので気をつけないと永遠にパソコンデスクに張り付いたまま…。

さすがにこのご時世、それは不健康すぎる!

ということで、室内でもできる簡単なエキササイズを取り込むようにしています。 

musiccloset.hatenablog.com

時間は30分~1時間。

Spotifyなどでプレイリストを設定しておけば、気分も変わるしけっこう時間が過ぎるのも早いです。

オススメは比較的バックトラックが単調なタイプのヒップホップ。

ストレッチや軽い室内ランニングでも黙々と取り組めますし、気分的にやる気も維持できるような気がします。

 

“リスナー系ブログ”を書きながら思うこと

 

さて、体を動かし気持ちもリフレッシュしたところで、いよいよ実際にブログを書きはじめるのですが

せっかくなので、ここでは音楽ブログを書くにあたり日頃から思っていること・意識していることなどを書いてみたいと思います。

“リスナー系ブログ”だからこその悩み・やりがいなどについて、読んでくださる皆さんに少しでも伝わったら嬉しいです。

 

 ブログで紹介する音楽の選び方 Like≦Respect の法則

 

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誰のどんな曲を紹介するか。

リスナー系で書いている以上これが一番のキモになるわけで、毎回悩みながらアーティストを決めています。

 「自分のブログなんだから好きな音楽を紹介すればいいじゃん」

と思う自分がいる一方で、 

私にとって「好きな音楽について書く」という行為が、決して自分の納得できる記事を書けることにつながらないということも痛感したりしています。

むしろ好きなアーティストや曲であればあるほど、納得する記事を書くまでに多くの時間と労力を要してしまうのです。

理由はシンプルに

その音楽に対しての客観性に欠けるような気がするから。

 

私は自分の目指すブログの形として

「この曲いいよ!」という熱や

「これだけすごいアーティストなんだよ!」という説得力より、

噺家のように冒頭部分を魅力的に、とっかかりの一端として心に留めてもらえるようなブログを目標にしています。

もちろん好きなアーティストであればあるほど持っている情報も多いし、書ける内容に深みも出るのだろうけれど、それは私が目指す「音楽紹介ブログ」にはならないのです。

 

そのため必ず、記事対象になるアーティストや曲について、

これは Like≦Respect なのか を自問自答しながら書き始めます。

好きでなければ書けないけれど、好きだけでは書けないというやつです。

生意気なようですが、これがぶれてしまうと今の自分の力量では「読み手はおろか自分さえ納得できる」ような記事にできないというのが実情。

 

そして音楽は知識だけがものいう世界ではありません。

例え何百、何千のアーティストを知っていようと、棚いっぱいのレコードを所有していようと、それは「Like」の世界の話で、

私はその世界と「Respect」の世界を行き来するような感性で音楽を聞けたらと思ってきました。

そしてその形をこのブログで表現してみたいと、ずっと試行錯誤しています。

※もちろん「Like」の世界にどっぷり浸かっているブログを否定しているわけではありません。ブログの目指す方向性の話として捉えて頂ければと思います。

 

紹介する PV/サムネには必要以上に気をつかう

 

次の話にもつながることですが、

貼り付ける画像や映像の「良さ」には音楽同様気をつかっています。

見た目ありきで音楽を選ぶとは!と、トガリまくっていた過去の自分が頭突きしてきそうですが、紹介ブログとしてこれは絶対に譲れない超重要事項。

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検索流入の統計によると、当ブログは圧倒的に若い方が見てくれていることもあり(むしろそうあってほしいと思いブログを始めた)、やはり見栄えは本当に大切です。

PVの色彩センスや画角、ワンシーンに宿る行間など、聞き手の感性が豊かであればあるほど

「好きになってみようかな」

「ほかの曲も聞いてみるかな」

というアンテナも動くので、PVやサムネ、ジャケットのセンスなどにも目を光らせながら(笑)記事を書いています。

たまに、曲は超絶いいのにサムネやPVが絶妙にオススメできない…という、かゆすぎる楽曲もあり、まるまる記事を書きなおしたことも。それでも、紹介する順番や視点を変えたりして、何とかその曲を紹介できるように努力はしていますが、ほんとにこの塩梅が難しいです…

 

歌詞の理解も映像や画像でカバーできるので、つくづく注力すべきポイントだな~と思います。

おすすめのPVについてはこちらの記事で書いています。 

musiccloset.hatenablog.com 

今の音楽を「語る」… 現代の曲8:過去の曲2のバランス

 

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前述したように、私は「海外音楽に興味がある、少し若めの方たち(20~30代)」をターゲットにブログを書いています(にも関わらず足を運んでくださる先輩ブロガーの皆様、本当にありがとうございます)。

 

そのきっかけになったのが、“リスナー系”の音楽ブログ(“ファン系”ではない)の年齢層の高さ、そして「60~80年代ロック系」に関するブログの多さでした。

これらのブログを拝読すると、青春時代に鮮烈に浴びたであろう、ロックへの熱をあますことなく表現されていて、その思いの強さや鋭い考察、そして音楽に求める「本質思考」など、筆者もとても感銘を受けました。

何より私自身、音楽にハマった入り口が同じく「60~70年代ロック」だったので、それらに対する憧れや、憧れても絶対にそれを実体験できないという、ある種嫉妬まじりな感情さえ持ちながら読んでいたほどです。

 

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けれどそれと同時に「若い層が自分たち世代の音楽を語るブログ」というものの希少性も感じました。

もちろん以前のブログで紹介しているとおり、私は「ゼロをイチにした往年のアーティスト」に対して大きな尊敬の念をもっています。 

そして、それらを受け継ぎイチを∞にしようともがく現代のアーティストには、大きな尊敬の気持ちと共に「自分たちの代弁者」という強烈な親しみを感じています。 

musiccloset.hatenablog.com

よく音楽談義では過去の音楽と現在の音楽についてのマウント合戦が行われたりしますが(本当に不毛で愚かなことですけどね…)

どちらかというとやはり後者が劣勢で、それは私が学生の時から少しも変わらない構図だったりするのです。

着実に時は過ぎ、音楽のメインシーンも循環されているのに、一体なぜなんでしょう。

 

私が感じたのは、音楽そのものの質や時代背景の違いより、

現代の若い層が自分たちの音楽について、「語る」ことが少なくなったのかもしれない、ということでした。

気に入った曲があればいいねして、SNSでオススメすれば事足りますし、わざわざその理由を語る必要もありません。

「その曲が好きな私」ということが、ある種の名刺的な自己説明になるからです。

 

それの何が悪いの?と言われればそうなのですが、

その曲に惹かれた動機や背景を自身でさぐること、

あるいは嫌い・受け付けないと思った曲を正しく否定(人格否定や誹謗中傷ではない)することで、

不思議なことにかえって肯定できる部分が見えてくることもあります。

また、自分の嗜好とはまったく違う音楽を聞いて感じる何かもきっとあるはずです。

 

音楽を語ることで「曲に関する情報」や「個人の好きという気持ち」を超えて、

自分にも他者にも響く、自分が生きた時代を表現できるし、この世界に対する感性や視野の広がりも発見できるのではないかと思います。

そして(ここが重要なのですが)、往年のレジェンド歌手を支持している諸先輩方の時代、音楽は語りまくられていたのです。

 

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そんな「語りの場」としての劣勢な状況をイコールにしたいという個人的な野望もあり、当ブログでは紹介する音楽を意図的に現代によせています。

実際に筆者が聞いてきた比率は8:2で過去の曲:現在の曲で、そこで感じた時代的ギャップ(否定的な意味ではありません)もあり、あえて逆のスタイルを貫こうと決めました。

 

社会を動かし始めている方たちに、この音楽ブログの稚拙な文字語りを通して

「音楽を語ることはイタいことでも酔っていることでもない」

と感じてもらうことが私のブログ目標です。 

 

Spotifyを流しながら無心で家事

 

さすがに語り過ぎか…気づけばもうどっぷり夜です。

またもやお気づきの方もいるでしょうが、趣味に費やすだけが休日じゃありませんよね!

そう、家事よ。

家事がたーんまり溜まっているわけですよ…ウゲェ

ということで、ここからは無心でspotifyをかけながらひたすら家の色々を済ませます。

 

筆者は嫌なことを後に回すことが非常に得意なので、決まって何かに急かされながら家事を片づけることになりますが、そんなときにオススメなのがスローめのジャズ。

どんだけ優雅に家事やるんだよ!と思われそうですが、私にはノリノリな音楽よりもこのぐらいのテンポ感の方がしっくりくる。

たぶん適度に浸れながら、リズムをとらなくて済む(そこに集中してしまって動きに支障がでる)ので、かえって効率が良くなる気がしています。

 

今回流していた主なアーティストの曲はこちら。  

 

Dwa Serduszka

Dwa Serduszka

  • Joanna Kulig & Marcin Masecki
  • オリジナル スコア
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Your Heart Is As Black As Night

Your Heart Is As Black As Night

  • メロディ・ガルドー
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  

All Is Fair in Love

All Is Fair in Love

  • Harrison Craig
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  

Distant Shore (with Dan Tepfer & Sacconi Quartet)

Distant Shore (with Dan Tepfer & Sacconi Quartet)

  • Joanna Wallfisch
  • ヴォーカル・ジャズ
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

  

Blue Skies

Blue Skies

  • ヘイリー・ロレン
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

とくにメロディー・ガルドーとヘイリー・ロレンは日常使いにオススメ。

家事だけでなく雑務のモヤモヤって虚しくなることも多いけど、スロージャズを聞くだけで何となく心の余裕ができて、不条理な色々も「これも生きてるってことだ」と意識変換されるので重宝してます。

 

心地いいノイズで眠りに落ちる

 

就寝前に家事やるなよ…って感じですが、これはもう矯正不可なので(笑)華麗にスルー。

それに耳も体もスロージャズでリラックスしているので、すぐに眠れるモードで一石二鳥です(コラ)。

 

一日のラスト、就寝前に活躍するのが、やはりカフェミュージック。

とくに Relax Music BGM CHANNEL の音楽は、とても心地よくぼ~っとできるのでよく聞いています。

www.youtube.com

とくに【ものすごく眠れると話題の癒しの夜ジャズピアノバラード Live】がお気に入り(若干タイトルに胡散臭さを感じますが…)。

ちょっとジブリっぽく自然と切なさが交ざりあうよう曲調が心地よく、日本人によく合う曲構成になっていると思うので、よかったらお試しあれ。

 

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さて、前後編の二回にわたり“超絶パーソナル”な記事におつきあいくださり、誠にありがとうございました。

音楽紹介も含めた記事にしようと頑張りましたが、稚拙では二兎追うものは一兎も得ず状態で断念いたしました…。

 

そして、数あるリスナー系ブログのなか足を運び記事を読んでくださる皆様、本当にありがとうございます。

音楽という趣味の世界で有益も無益もないと頭では分かっているのですが、こんな時代ですし、

自分が生きている世界について少しでも思いを馳せるきっかけになれるような音楽紹介ができるよう、これからも凝りずに書き続けていきたいと思います。

 

今回もここまでお読みくださりありがとうございました。