こんにちは。よあけのアラームです。
とつぜんですが、以前ライオンキングのカバーソングについて書きまして…。
そこで『I Just Can't Wait to be King(王様になるのが待ちきれない)』をカバーしたロックバンド ハロシーンに、わたくし激ハマリしてしまいました…。
バンドにはまるといろいろ面倒(褒め言葉)なので、なるべく引火距離をとっていたつもりですが目測を誤りました……やつらは目の前にいた(笑)
というわけで、この初期衝動に任せ、今回はハロシーンについておブログしたいと思います!
例のごとくまだ日本ではそんなに知名度ないけど、是非一緒にハマってくださいませ。
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アガらずにはいられない!Halocene(ハロシーン)お得意のロックカバー
Carol of the Bells (Christmas song rock cover by Halocene)
こんな感じで、敬虔なクリスマスソングさえロックイズムにひきずりこんでしまうやつらです。
でも、抜群にセンスいいしすごくアガるのよね……
Halocene(ハロシーン)は、2008年にアリゾナ州から活動をスタートしたロックバンド。
何度かのメンバーチェンジを経て、現在はボーカルのアディー・ギターのブラッド・ドラムのジョセフで3ピースバンドとして活動中。
ファールアウト・ボーイズのライブオープニングアクトを務めたり Kurt Hugo Schnieder とのコラボなど手広くやっている模様。
Twitch の配信で人気を集めたのも彼らの特徴です。
このほかにも彼らのYouTubeチャンネルでは数多くのカバーがアップされていてとても見応えがあります。
で、このカバー曲がすごい!
何がすごいって、音楽の構成力。
上述のカバー曲のように、ただコーラスなどのお飾りをつけただけではなく、いったん音楽の形をバラし、しっかり自分たちのロックとして再構築させている感じに好感がもてるんです。
とくにその<バラシ>工程が顕著なものがこちらの2曲。
Billie Eilish - Bad Guy - Rock cover by Halocene
1オクターヴあげるところとか、ものすごいロックっぽくていい。
後半のスクリームもまさにビリーとは別種類の「ホラー」で、もはや聞いていて心地いいレベル。
Shawn Mendes, Camila Cabello - Señorita - Rock Cover by Halocene
ヒットソングにも関わらず、曲の雰囲気はそのままに、ここまで表情を変えられるのはすごいバランス感覚。
とくに後半からの追い上げが凄まじく、まるでこの曲自体がロックに生まれ変わりたがっているような気さえしてしまうほど。
ただのカバーバンドじゃない!オリジナルのクオリティーもすごい!!
そして、これがさらなる激押しポイント!!
オリジナル曲が実に、実にいい!!
Halocene - Sometimes (Official Music Video)
何これ、めっちゃアガる!!!
健康的不健康さが最高。適当に流してます~っていう方向性も全てがたまらん。
声フェチとしてはアディーの母音の発声がたまらなく好きだ。言い難いんだけど不思議なうねりがあって痺れる…。
個人的にアディーのメイクはこっちのが好みだな~。めっちゃかわいい!
Halocene - Rock N Roll - (Official)
まじ健康的不健康さ、バンザイ!!!
いや、ここまで来たら健康的か。ヘルシーロック、バンザイ!!!(笑)ちなみに歌詞もおもしろいです。
ロックって(いや芸術全般か)、作品のためには不健康になっても仕方ないけど、ファンのためには健康体でなきゃね…っていう悲哀的矛盾がある。そこも愛しいんだが。
アップチューンナンバーだけど、しっかりギターががなってるところもいいよね。
アディーのかわいさがここで爆発。このミントグリーンのヘアカラー似合うひと初めて見た…。
……つーか、なぜドラムはおふざけ要員になってしまうんだ!(笑)
Make Me Feel Good - Lyric Music Video - Original song by Halocene
気づいた方もいると思いますが、ここのギターはリズム刻みがち(笑)まぁ今はベース不在だから余計なのかも。
でもこのスタイルは単調なロックナンバーから抜け出すいい起爆剤。
わたしたちはもっともっと新しいロックが欲っすぃぃいいいんだよぉぉおおおおお!!!
個性が光る3人のメンバー
One Direction - Drag Me Down - Punk goes Pop / Rock cover by Halocene Download
アディーのボーカルにはハッとするものがあります。
声の線は細いのですが、シャウトからホイッスルボイス、こぶしやフェイクまで実に多才。
その一方で素直な発声をしていて奇をてらいすぎてないっていうのも魅力。もともとがコケティッシュ気味な声質だから、たまに見せるクールボイスもいいんですよね~!
つぎに、ドラムのジョセフ。
Flo Rida - GDFR - Drum Cover - Halocene rock cover
コメントでも「このTシャツどこで売ってるの?(笑)」といじられるほど、笑えるレベルのタトゥーまみれですが、ドラム自体はイカしてるのよね……
個人的にドラムはツェッペリンのボンゾ、フリーのサイモン・カークが至上で、それ以外はあまり注目してこなかったのですが…。
このビジュアルも手伝ってか、いつの間にか「あれ…?今、刺さ…刺さってる…?気がする……?」という、自問自答するモヤツキ推しとなっております。
ドラムのプレイスタイルに関しては、ただひたすら深く深く刻み込むっていうのに弱いかなぁ。
そしてわたしが個人的に注目してるのはギターのブラッドです。
Ariana Grande - Focus - Rock cover by Halocene
プロデュース業も兼ねているので、各スコア・アレンジの方向性も担ってるこのバンドの肝。
ロックとカバーアレンジのバランスが絶妙にマッチしているのは彼の手腕ですね。
それから、個人的にギターとプロデュース兼業の人って自分の変態性を隠さないのがいいなって思ってまして…。(褒めてます)
彼もめっちゃブレーン顔なのに、普通にいろいろやらかしてますからね。ギターをプレイしてるとこはかっこいいのに、なぜか一瞬笑けてくるというか…
ちなみに、ボーカルのアディーと結婚してます。
このときのサプライズプロポーズの動画も公式であがってます。これがもうね、めちゃめちゃ笑えて幸せな動画なんやで…。
Cute and Funny Marriage Proposal - Brad & Addie from Halocene
見終わったあと「一体わたしは何を見せられていたんだ…」とあまりの幸せオーラにしばし呆然としますが、バンドの関係性・方向性も感じとれるので、ハロシーンに興味をもった方にはおすすめです!
ほかにもカバー&オリジナルがたくさん!
Britney Spears - Hit Me Baby One More Time - Halocene and Whiskey of the Damned Celtic Cover
これに関してはコラボ相手に釘づけなんですが(笑)
この人脈を高く評価したい1曲。
Halocene - The Hunter and The Prey, Birds of Prey, Harley Quinn song
個人的にものすごく完成度が高いと思う曲。
詳しくは分からないんだけど、映画『スーサイドスクワッド』のスピンオフ、来年公開予定の『 Birds of Prey 』のサウンドトラックに名乗りをあげてたっぽい。
Halocene - Singularity (Official Music Video)
つい先日アップされた曲。ロック色は薄まり、メッセージ性が強まった感。
さぁ、いかがでしたか?
日本ではまだとりあげられていませんが、 贔屓するには十分におもしろいバンドだと思います。
是非、これからもアガるカバー、そしてそれ以上にアガるオリジナルを出してもらって、いつの日かサマソニあたりに出てほしいな~~~と思ったり。
気になった方、是非Halocene(ハロシーン)を応援してくださいね!