MusicCloset

Music Closet

MONO考えHITO感じる 世界の音楽紹介ブログ

時には君が主人公になってみないか(お仕事編) ~ピンチのとき爆速で気持ちを奮い立たせる歌~

平凡な日常でも、そこかしこに転がっているピンチ……。 ケース1:やば上司こっち来た!まさか片付いたと思ってたあの件…? ケース2:電話口の向こうの沈黙……え、わたし地雷踏んだ…のかな… ケース3:よし、今から全力で怒られにいきます…!!(ガクブル) こんな…

孤独を感じる夜に聴きたい イギリス注目のアーティスト Holly Humberstone ホリー・ハンバーストーン

とっぷりと日も暮れた深夜。 何となく寝たいような寝たくないような……。 Holly Humberstone ホリー・ハンバーストーン の音楽はそんな時間を満たしてくれる気がします。 ▶Holly Humberstone - London Is Lonely www.youtube.com ホリー・ハンバーストーン(H…

【Jackson Browne ジャクソン・ブラウン】世界と人間を見つめ歌い続ける、アメリカを代表するシンガーソングライター

世界情勢にめっきりやられてしまって、元気を出したりその逆だったり、 相変わらず高低差の激しい毎日を送っています。 多かれ少なかれ皆さんそうだと思いますが…… そんな中、私がここ最近聴き始めたのが、大学の頃に貪るように聞いていたシンガーソングライ…

【岡崎律子から藤井風まで】始まりの季節にふと聴きたくなる、私が人生を共にしてきた曲たち(日本の歌詞編)

いきなりですが、今回は筆者が人生を共にしてきた歌詞たちをご紹介します。 春ということで、色々なことに踏み出したり振り返ったりする季節となり、少しだけ感傷に浸ってみました。 つらいとき・楽しいときに聴いてきた曲というわけではなく、 心の軸に居座…

【 I AM NOT OK 】ウクライナ歌手が歌う、ウクライナの「今」

ロシア軍の侵攻から約一か月。 未だに戦争の出口が見えてこないことに胸を痛め報道を見つめる日々です。 そんな自分の生活もすっかり習慣化してしまいました。 けれど戦争を常態化してしまうのは非常に危険なことです。 それが当たり前になればなるほど、私…

【歌詞が地球平和】情報ヒステリーにうんざりしたら、ハロプロ聞いて一息つくのもいいかもよ?

ここ数週間、世界情勢によるヒステリーが増してる気がする。主にメディアの。 コロナ禍以上に凄まじい見出し。ツッこむ気力さえ失せてしまう無責任な内容。 で、一定の人たちはその記事に影響され煽られてしまうという悪循環…。平和を求めるのに、なんで個々…

世界の音楽を聴いてきたのは、世界の声を聞きたかったから。

2月24日。 この侵略が行われる前と後、 世界はめまぐるしく変わっているけれど、 私のなかの思考はそれまでとほぼ何も変わっておらず、 文化がもつ力、それが人々に与える影響、そしてその間に生まれる信頼関係に強い希望を抱き続けています。 もちろん信じ…

前回出した記事について

先日欧州音楽コンテストユーロビジョン2022における ウクライナのファイナリストに関する記事をブログにしました。 musiccloset.hatenablog.com その時は、予断を許さない状態のなか、 日常を営むウクライナの方たちの姿を少しでも知ることが必要なのではと…

ユーロビジョン2022 ウクライナ国内ファイナリストまとめ

各国、ユーロビジョン2022の国内代表選考が迫ってきています。 今回、ウクライナの国内代表選考がとてもユニークで興味深かったので、 現在の情勢とは関係なく、音楽に焦点をおいてご紹介したいと思います。 下の記事では色々と複雑な心境をまとめていますが…

大人になったからこそじっくり聞きたい合唱曲のすすめ ~気持ちが渇いたな、と思ったその時に~

最近、気持ちが動いてないな… 体は疲れていないのに、心も疲れていないはずなのに、 なんだか気持ちに芯が通っていないような気がする。 そんなふうに気持ちが渇いたと思ったとき、 ぜひ聞いて頂きたい音楽があります。 それが、合唱曲です。 学生の頃に合唱…

【DREAMCATCHER ドリームキャッチャー 考察】「グループの個性」で挑む、K-pop戦国時代とパーソナライゼーションな世界

最近では把握することさえ難しくなってきた、K-POPグループ「超飽和状態」問題。 どのグループも完成度が高く、さらにイケメン&美女ばかりだからこそ、何からorどこから聞いたらいいかも分からない…。 そんな方にぜひおススメしたいのが、今回ご紹介するガ…

【癖曲】トルコのポップアーティスト Edis エディス がいろんな意味でたまらない

中東ポップス市場でも特に存在感を放つのが ターキッシュポップ。 日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、トップアーティストとなると新曲をアップしてから数日のうちに、余裕で2000~3000万以上の再生回数を叩きだすアーティストも少なくありません…

ロックを聴くようになったらメイク好きになって、世界のことも知りたくなって、黒歴史も背負うことになった

先日部屋を整理していたら、ある黒歴史が発見されました。 学生時代、父からもらった過去(父の青春時代)の音楽記事を自ら再度スクラップしていたブツ… これを私、授業中にせっせと作成していたんですよ… 健気ではありますが、スクラップ記事を再度スクラッ…

【2021年下半期 聞きまくった曲たち】今を生きる音楽、未来へ誘う音楽、過去を忘れさせない音楽。

今年も上半期・下半期でよく聞いた音楽をまとめていきます。 個人的に人生で初めてゲーム音楽にハマった2021年。音楽面ではなかなか印象深い年となりました。 それから例年に比べて日本の曲もけっこう聞けたかも。 相変わらずジャンルや国、年代などバラバラ…

【もっと洋楽クリスマスソングを聞きたい人向け】定番じゃなくても聞いておきたい上質なクリスマスソング

世界にはたくさんのクリスマスソングがあります。 よく耳にするもので言えば “ジングルベル” や “ホワイトクリスマス” などのポピュラーソング、 “きよしこの夜” や “あめには栄え” などミサ曲由来のもの、 ポップソングではワム!の『ラストクリスマス』や…

【ゆったり解説クラシカルクリスマス】洋楽定番のクリスマスソングを新旧アーティストで聞き比べてみた

クリスマスにあたたかな彩りを加える珠玉のクリスマスソング。 名曲たちは長い年月が経った今でも色褪せず、私たちを時に懐かしく、時に感傷的な気持ちにさせます。 今回はそんなクリスマスのスタンダードナンバーを【新旧アーティスト】で聞き比べてみまし…

【音楽の常識を疑ってみる】一つじゃない音楽の形。時にはいろんな視点から変わった音楽を聞いてみよう。

「正攻法の形」を崩した音楽、たまに聞きたくなることありませんか? ヒットチャートの音楽を聞くのも楽しいけれど、音楽の形は多種多様で千差万別。 こちらの記事では、普段の音楽とは一味違った音楽の形をご紹介します。 発想が素晴らしいことと同時に、停…

【 ano あのちゃん 】プリティーボイスと狂いゆくサウンド。大人が鬱ロックを聞き続けるその意味。

ano の音楽はぜひヘッドホンを付けて爆音で。 もうずっと、若者の鬱ロックが鳴りやまない。 amazarashi の『僕が死のうと思ったのは』、あいみょんの『生きていたんだよな』、まふまふの『命に嫌われている』など、 ここ数年間をちょっと思い出しただけで、…

【2000年代オンリー】好きなアルバムジャケット鑑賞で芸術の秋してみた。

最近アナログレコードの売上げが世界各国で伸びているようです。 コロナ前から復刻版が話題になったり欧米では専用の録音スタジオが作られたりと、一部のニッチな音楽ファンの間では確かにその熱さをみせていましたが、 パンデミックのなか家での滞在時間が…

PENTATONIX ペンタトニックス 好きな理由は美声やハーモニーだけじゃないのです

年に一回はこの人たちのこと書いてます。 ハロウィーン前の10月に「Merry Christmas!」と言ってくる奇行も、もはや恒例行事の域となり(笑)、 なんと2021年10月29日には実質7枚目となるクリスマスアルバムをリリース。 エヴァーグリーン アーティスト:ペン…

ポップセンスの塊!シンガーソングライター Bonnie McKee ボニー・マッキーが手がけたヒット曲

久々に彼女の音楽を聞いて「やっぱりこの人のポップセンス凄すぎるわ…」と再熱したので、需要とか気にせず勢いのまま書きます。 ケイティー・ペリーのヒット曲を続々と書き下ろし、ブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラにも曲を提供した、類ま…

Remi Wolf レミ・ウルフ  カラフルな気持ちになってファンキーでソウルなポップを聞く

目が眩む。そして耳も眩む。 これが初めて Remi Wolf レミ・ウルフ の音楽を聞いたときの感想でした。 PVのビビッドな印象もさることながら、それ以上に音が眩しい。 予想できない展開のその音から感じ取れるのは、どこか危なっかしい輝きを放つ暴力性、そし…

アジアンEDM インドネシアから世界へ!Alffy Rev の手がけるダイナミックなプロデュース作品が熱い

少し前から Alffy Rev というEDM系DJ/プロデューサーが、アジアの音楽界で話題になっています。 彼は今日のインドネシアや東南アジアの音楽を世界へ広げようと様々な音楽プロデュースを手掛けています。 そしてそのどれもが若い才能を集結させた楽曲でとて…

【To The Moon】どこまでも優しくどこまでも切ない音楽

少しばかり(少しか?)ブログの更新が途絶えた2021年夏。 変わらずに音楽は聴き続けていたものの何を聞いていたかというと、実はゲーム音楽にどっぷり浸かっていました。 普段は世界の音楽を軸に洋楽や民族音楽などを聴いていますが、コロナが始まって以降…

イタリアの美声歌手 Benedetta Caretta ベネデッタ・カレッタ に地球ごと癒されたい

久しぶりに美声という美声を聞いたような気がする。 Benedetta Caretta ベネデッタ・カレッタ、このイタリアのシンガーソングライターの美声に今、私は癒されまくっています。 往年の名曲から最新のヒット曲までその美しい声で軽やかに歌っていて、 普段は「…

昭和のガールズロックバンド PRINCESS PRINCESS プリンセスプリンセス

ある日、ネットで偶然このアルバムジャケットを発見。このアルバムは父がよく聞いていて家族旅行のときによく車内でリピートされていました。 これを見て強烈な懐かしさにおそわれ、かつてないほど彼女たちの映像や音楽を聞きまくってしまった私。映像は見た…

Jesse Cook ジェシー・クック 異国情緒あふれるフラメンコギターの魅力

いつの頃からでしょうか。 うだる夏の暑さのなか冷房もかけず、より熱さを感じる音楽を聴くようになりました。 とくに理由はないのだけど、たまに入ってくる微風の有難さも感じるし、思考回路が定まっていない中で聞こえる音色も単純に脳にとっては中毒性が…

【心温まるステージ】 Kennedy Center Honors ケネディセンター名誉賞を知っていますか

アメリカには芸術分野だけでも多くの授賞式があります。 なかでもアカデミー賞、グラミー賞、トニー賞、エミー賞などは世界でも有名ですよね。 授賞式当日は盛大に行われ、受賞者も視聴者も胸が高まる一日となっています。 そんな数ある式のなかでも、思い入…

音楽を聴いて文字を書くということ。これまでの振り返りと新しいブログについて

私事で恐縮ですが、今回の記事でようやくブログ100記事目となりました。 約2年がかり…遅すぎてある意味すごい。 自分でも未だに「なんでこの更新スピードで続けてるんだろう」と思うこともあるのですが(やる気のある人は1年近くで達成してるか、新たな趣味…

夜更けにじっくり聴きたい 台湾実力派シンガーソングライター 徐佳瑩 LaLa(ララ・スー)

徐佳瑩(ララ・スー)の音楽は、とにかく「丁寧」。 声の美しさ、繊細な感性、意思を感じる印象的な瞳など、魅力を探ればきりがありませんが、彼女の楽曲を聴くとやはり音楽への丁寧な向き合い方に心を奪われてしまうのです。 雨続きの毎日。 どうしても停滞…