いきなりですが、世の中「どうしてこうなった?」というものがけっこうありますよね。
建築の配置や微妙な社会ルールなど、きっと頭のいい人たちが真剣に考えてそうなったんだろうけど、その舞台裏を知らない私たちにとっては「はぇ?」となってしまうことも多くあるものです。
なまじ「真面目に頑張って考えたんだろうなぁ…」というのがわかるからこそ、目に飛び込んでくるインパクトに驚き
「…ふっ(笑)」
となってしまうものも。
音楽にもそういった曲がいくつかあり、そこには「真面目であればあるほど、レベルが高ければ高いほど笑える」という法則が存在しています。
スキルを圧倒的に持て余している、斜め上のセンス(?)に笑っちゃうんですよね。
今回はそんなゆる~く笑える曲をYURU~KU簡単にご紹介していきたいと思います。
どれも本質的には心からリスペクトを送る曲です!(フォロー大遅刻)。ファンの方がいてご気分害されたらすみません。私にはこんな愛し方しかできなかった…
どこかに「(何かわからんけど)ふふっ…」という瞬間があれば幸いです。
- Gregorian-Viva La Vida(Coldplay cover)
- Ye Banished Privateers-Ring The Bells
- Julien Dore-Les Limites
- Britney Spears - Hit Me Baby One More Time - Halocene and Whiskey of the Damned Celtic Cover
- 阿部真央-どうしますか、あなたなら
Gregorian-Viva La Vida(Coldplay cover)
初っ端からたぶん笑っちゃいけないやつなんだろうけど…!(笑)。
素晴らしいからこそギリギリのところで笑いが勝ってしまう、愚かな私をお許しください(とくにサビ)。
この曲のベクトルとグレゴリオ聖歌のもつベクトルが
↑(曲)→(歌い手)
って感じで「生命力爆誕!」なこの曲にどうもフィットしないというか、一周まわってフィットしているというのか…。
グレゴリアン(Gregorian)は、1991年から現在まで活躍しているドイツで結成されたポップスバンド。
お聞きのとおりグレゴリオ聖歌を題材に幅広いジャンルの音楽で活動しています 。
本来はここでとりあげるべきではなく、とても本格的な歌唱が聞けるグループ。
とくにヒーリングミュージックとしてグレゴリオ聖歌は抜群の効果を発揮するとも言われていますのでお疲れの毎日におすすめです。
Ye Banished Privateers-Ring The Bells
超お気に入りの「クリスマス」ソング♪♪♪(といいきる)
海賊の襲撃で幕が開ける聖なる一日。まずもって鐘=鉦で笑ってしまいます。
大真面目な絵画が笑わせてくるのもずるい。替え歌の語呂も無駄によくてそれも腹立つ(笑)。
Ye Banished Privateers はスウェーデン出身の海賊(に扮した)フォークロックバンド。
とってもコミカルなのにサウンドは本格的で、 老若男女に愛される要素があります。
物語のようなプロローグから始まり、コンサートの様子を仮装したファンとともにお届け。本人たちはもちろん、ファンのコスプレも様になってるのがさすが!
ちなみに私は副キャプテン推し。水攻めする女性海賊もいかしてるし、最初から最後まで目も耳も幸せな1曲です!
詳しくはこちらでお話してます。
それぞれが扮するキャラクターの個性も際立っているので単体推しもいけそう!
いつかライヴに行って酒瓶片手にみんなと盛り上がりたい(もちろん仮装で!)。
Julien Dore-Les Limites
イケメンにつられて再生すると痛い目を見るといういい例。
ちなみに後ろで踊ってる人が本来これを歌うべき人です(本職やってるバージョンもちゃんとあります)。
中身ゼロの踊りでこちらを和ませておいて、中盤いきなり刃物を出すところに彼のやばさが表れていますね(笑)。
ジュリアン・ドレはフランスガール県出身のシンガーソングライター。
2007年オーディション番組「ヌーヴェル・スター」の5シーズンにて見事優勝し一躍人気者に。
実は彼、ギュスターヴ・ドレ(19世紀の有名画家)の子孫だそう!芸術の血は争えませんね。
Britney Spears - Hit Me Baby One More Time - Halocene and Whiskey of the Damned Celtic Cover
初見から吹いちゃうでしょこんなの…!完全に出オチです。…コラボ相手はちゃんと考えましょうね!先生はどっちにも言ってますよ!
しかも猛者側の方がノリノリなのなんでよ(笑)
Halocene(ハロシーン)は、2008年アリゾナ州から活動をスタートしたロックバンド。
ファールアウト・ボーイズのオープニングアクトを務めたり Kurt Hugo Schnieder とのコラボなどで話題に。Twitch 配信で人気を集めたのも彼らの特徴です。
ハロシーンは多くのカバーやコラボをやっているバンドなので、きっとお気にいりの1曲が見つかると思います。
オリジナルもいい曲がたくさんあるので是非聞いてみてくださいね。
阿部真央-どうしますか、あなたなら
NHKドラマ『これは経費で落ちません!』(2019)主題歌。
多部ちゃんの好演もあり評判だったドラマでした。ドラマでは主人公の名前からとって「どうしますか、森若さん」だったんですね。
【秋マン!!】これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~
2009年にデビュー以来、良曲を量産している阿部真央(もっと長く活動してるような気がするぐらい中堅オーラがある)。
共感性+しっかりまとまったリリックに何度唸ったことか。あいみょんもいいが、あべまもいい!
この曲はPVありきの微笑ましさで「そこ!?」という一瞬をもってくる感じが好きです。
よくよく考えてみると、確かにこの一瞬に人生の岐路が詰まってるかも…というものばかりで、意外に奥深くまたもや笑ってしまいます。
ちなみに私は街中でシカと目が合ったとき自分のキャパが試されるな…と思う人間です。
筆者自身、お笑いも大好きなのでこんなテーマで書いてしまいました。
大笑いというより下を向いて「…くふふ」なタイプなので、嗜好の違いでぜんぜん笑えなかったら申し訳ありません…!!
けれど、音楽と笑い(comedy)というのもかなり近いパフォーマンスジャンルなので、いつかこの二つをテーマにまた書いてみたいなぁと思います。
それにしても、ほかにも書きたいものが溜まっているのに、最速でこちらをあげてしまったというのはやっぱりお笑い不足なのかなぁ…。
皆さま、日々にひそむお笑いを見つけながらどうぞ笑顔でお過ごしください^^