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声フェチ女による 世界の音楽を紹介するブログ

【目を奪われるダンスMV】最高のダンスと音楽で気持ちを動かし続ける 

 

TAEMIN

 

気分がふさぎがちな毎日に、心躍るダンス音楽はいかがですか?

今回は「歌って踊れる」アーティストに注目し、そのダンススキルを堪能できるミュージックビデオについてご紹介したいと思います。

 

 

静の世界だから感じられる「動」を

 

音楽と踊りは古くから深い関係があり、音かビート(拍)がありさえすればどんな曲でも踊ることが可能だったりします。

宗教面から見ても、体を揺らしたり(アミニズム)恋愛要素のある集会(歌垣)などで、男女両者が歌い踊る歴史もあるくらいです。

心が高ぶったり何かと共鳴したいとき、人は音楽や踊りを自然発生させるものですが、その一方でダンスや音楽は見ている側を躍動させる力もあります。

 

現在の世界は「静」の多い状況ですが、少しでも音楽の力を借りて自分たちの鼓動(気持ち)を保っていけたら、何よりふさぎがちな自分を鼓舞するために、今回こうした記事を書いてみました。

 

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おすすめパフォーマンス

 

毎度のことですが、現在よりのアーティスト中心にまとめています

マイケル・ジャクソンを筆頭にジャスティン・ティンバーレイクなど「歌って踊れる」世界的スターに推挙の暇はありませんが、今回は自分たちと同じ時代を生きる彼らの「動き」に注目したいという気持ちがありまして、意図的に最近の曲をピックアップしています。ご了承くださいませ。

 

Luca Hänni ルカ・ハンニ

 


Luca Hänni - Nie Mehr Allein (Official Music Video)

 

ルカはスイス出身のシンガーソングライター。

ドイツで行われたオーディション番組『Deutschland sucht den Superstar』の第9シーズンにて最年少で優勝し(番組史上初のドイツ国内以外での優勝)、デビューシングルはいきなりドイツ、オーストリア、スイスのチャートのトップにランクイン。

2012年リリースのデビューアルバム『My Name Is Luca』はオーストリア、スイスにて好発進し、これまでに5枚のスタジオアルバムを発表しています。

 

My Name Is Luca

My Name Is Luca

  • Luca Hänni
  • ポップ
  • ¥1630

 

110 Karat

110 Karat

  • Luca Hänni
  • ポップ
  • ¥1528

 

ダンススキルも去ることながらモデル業もこなしマルチに活動しています。 

2019年のユーロビジョンではファイナル4位。会場をおおいに盛り上げました。


Switzerland - LIVE - Luca Hänni - She Got Me - Grand Final - Eurovision 2019

 

レゲトンビートも華麗にこなす彼ですが、やはり私のお気に入りは彼の表現力が光るコンテンポラリーダンスの曲です。

 


Luca Hänni - POWDER (official Video)

 

ルカの曲は親しみやすいポップソングと、ちょっと敬遠されがちなコンテンポラリーダンスの絶妙なラインを攻めているところが好きです。

男性と女性一人ずつ(もしくはその一組にスポットライトがあたる)で出演するミュージックビデオが多いルカ。何となく一つの存在として何かと「対」であることの大切さを教えてくれているような気がしています。

「対」と書くと「対立」など、どうしてもネガティヴなイメージもありますが、わたしは昔から別々の存在が互いに向かいあうというビジョンがとても好き。

異なる物質が同じ方向を見て互いを認識しているって、なんかそれだけで尊いような気がするんです。

 

違う存在で当たり前。価値観もバラバラで当たり前。なのに同じ道を探っていこうとするなんて、実はかなりすごいことですよね。

ルカのこうした音楽やダンスを見ると「人間はそんなすごいこともできる存在のはず」という気持ちが湧きあがって、心が落ち着き冷静になれると同時に、とても励まされた気分になれるのです。

 

DA PUMP 

 


DA PUMP / Like This

 

4DP期のダンススタイルはストリート感がありながら日本特有の湿っぽさとそれに相反する野生っぽさがあって、今みると唯一無二のような気さえします(こりゃ男が惚れるわ…)。

2005年リリース22枚目のシングル。

念願かなってのセルフプロデュースということもあり、この頃のDA PUMPの曲は全てがバチバチにかっこいいです。

 


DA PUMP / GET ON THE DANCE FLOOR

めっちゃセクシー!大きい声じゃ言えないけどブルーノ・マーズ級の完成度です。

そして勿論、忘れちゃいけないのが現在のDA PUMP です。

 


DA PUMP / New Position

 

『U.S.A』をきっかけにこの曲まで飛び火するかと期待していたんですが、そう都合よくはいかなかった(涙)

2014年発売。久しぶりにm.c.A・Tをプロデュースに迎え再起をはかった一曲。

m.c.A・T特有のゴムみたいなベース音に胸アツになりつつ、必見はやはりコレオの素晴らしさ。歌詞先行で作られたようですが、日本語歌詞をここまでかっこよくダンス語に落とし込めるのホントすごい。

最年長で体もボロボロだと自ら語るISSAですが、やっぱりこのしなやかな「軽さ」、謎です。音や立つときの掴み/瞬発力はまったく衰えていないように見えます。こればっかりは才能(本能)なのか…

この年齢でこのパフォーマンスって個人的には人間国宝でおかしくないぐらい、異次元のパフォーマンスを継続していると思います(しかもこの人歌もすごいしね…)。

 

TAEMIN テミン(SHINee

 

K-popのダンスレベルが高いことはすでに周知されていると思いますが、そのなかでも常に注目されているのが、EXOのカイそしてSHINeeのテミンでしょう。

今回は完全なる筆者の好みでテミンについて書かせて頂きたいと思います。

 


SHINee 샤이니 'Sherlock•셜록 (Clue + Note)' MV Dance Ver.

 

シャイニーはKpopのなかでも楽曲がすごく好きなグル―プ。

ちょうどKpopがPopからHipHopシーンに移行するあたりのグループだったので、ビートは重めでサビは爽快という「かっこいいPOPS」の良曲が多くあります。

 

テミンは長髪のメンバー(普段は短髪)。

ダンスの能力も去ることながら、メインボーカルの代わりを務めることもあるほど、スター性のあるメンバーです(普段はメインダンサー/リードボーカル)。

シャイニー自体全員のスキルが大変高く、少人数でも耐えうる【本格的なグループ】だったという印象です。

この曲の振付は世界的な振付師トニー・テスタマイケル・ジャクソンカイリー・ミノーグなど担当)。サウンドも二曲をかけあわせたハイブリッドソングとなっていて洒落ています。

ローリングストーン誌の『史上最高の男性グループ曲50』において12位。

 

この頃は他のメンバーのダンスレベルも非常に高くなっていますが、やはりテミンに焦点をあてると別格です。 

バタバタしてないのに、エッジの効いたこの足捌き…。ジャンプの美しさときたら、どこぞのアニメのワンカットのようです。

特別テミンペンというわけでもないのに圧倒的に目を奪われる。これがダンサーということなのか…。

現在はソロ曲に邁進しながらコンテンポラリーダンスを軸に活動しています。

 

テミンのダンスにはまったのがこの練習動画でした(ここでも長髪)。 


SHINee 샤이니 'Lucifer' Dance Practice

タダモノジャナイナ。

まるで重力を操ってるみたいに緩急のつけ方が自由自在。とくに体をしならせる動きは、どんな些細な振りでも芸術的な美しさです。

そしてアイドルとして最も大切なことかもしれませんが、とにかくどこで止めてもポージングがめちゃくちゃかっこいい。目線や首のかしげ方一つとっても「見え方」が完璧でほれぼれしてしまいます。

 

Chris Brown クリス・ブラウン 

 


Chris Brown - Turn Up the Music

 

ここまでくると凄すぎて目の毒ですね(笑)。スキル云々は勿論なのですが、なんと言ってもショー・マンとしての華があります

過去にはマイケルから直々にショーの推薦を受けたこともある実力者。

リーチが長いことを活かしたダイナミックな動きが特徴的で、もはや上半身と下半身が別の次元で動いているかのようなカットさえあります。

 


Chris Brown - Back To Love (Official Video)

 

華もありつつ、淡々と「踊る人」として孤独になれるのも彼のダンスで目が離せないところ。

こればっかりは色々と経験を積まないとパフォーマンスに滲みでることはないんだろうな。

 

今年でデビュー15周年を迎えたクリス・ブラウン。過去には色々ありましたが、純粋にエンタメとして評価するのであれば世界最高峰のスターだと思います。

最近は「優等生的」ミュージシャンと「不良的」ミュージシャンに分かれがちなエンタメ界(とくにアメリカ)。

おそらくクリスは後者に分類されるのだろうけど優等生であっても不良であっても芸を磨きあげることには変わりはないわけで、双方から見た極上のエンタメをファンは期待していると思います。

どれだけ魅せられるかに命を懸けている演者には、板の上で惜しみないリスペクトを送りたいというのが個人的な気持ちです。

 

Kymberly Wyatt キンバリー・ワイアット(ThePussyCatDolls)

 

女性どころか男性からも一度も共感されないんですけどPCDsが好き。


The Pussycat Dolls - React

彼女たちへの思いはこちらでも語ってます。 

musiccloset.hatenablog.com

 

なかでもキンバリー(ブロンドでアイメイク強めのメンバー)のダンスは体幹がしっかりしていて、女性特有の柔らかいフォルムと対照的なところにすごく惹かれます。

一見するとパワーダンスのように見えるけど、細かいところまでしっかり押さえているしすごくダンスに真面目なんだな、という印象も受けたり。

彼女の動きをみて「バーレスクダンスだからこそ体幹がすごく大切なんだ」という当たり前のことに気づきました。

女性で体幹を大切にしてる人ってものすごく魅力的ですよね。

 


Kimberly Wyatt Performs | Got To Dance Series 3

彼女の体幹に慄く超動画。

儚げな美しさから「生命大爆発!」な美しさまで、ありとあらゆるエネルギーを掌握しています。あんなに高い片足立ちで連続空中キックってどゆこと??

2019年末に再結成したPCDs

コロナの影響もあり、なかなか大々的なパフォーマンス機会が難しい日々が続いていますが、いつか大会場で彼女たちの美しいダンスに酔いしれたい!

 

動けない世の中でも気持ちは動かせる

 

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決して動くこと=いいこと、そうでないこと=悪いことではないのですが、生態的にいって人間は動物の一部分ですから、やっぱり静・動のバランスがあって初めて快適に生活できると思っています。

今は個人の快適さを追求している時ではありませんから、少し窮屈な毎日も仕方ないかもしれませんが、気持ちまで黙ってしまう必要はないとも感じています。

疑問に思っていること、怒りたいこと、笑いたい気持ち、何かを責めたい不条理な気持ち、すがって大泣きしたい気持ち…

せめて音楽を聴いている間は思いきり解放して、パフォーマーの「動」に気持ちを託して、その分だけ実際関わっている人たちに穏やかな気持ちを向けられたらいいですよね。